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はじめに 「ココロに効く」といわれる漢方は多数ありますが、抑肝散(よくかんさん)は軽症の精神症状の... はじめに 「ココロに効く」といわれる漢方は多数ありますが、抑肝散(よくかんさん)は軽症の精神症状の漢方治療に頻用され、とても有用なものであると考えています。 重症だと漢方薬だけでの改善は困難ですが、軽症の精神症状では改善をみることも多く、抑肝散を処方される機会も多いのではないかと思います。 1. 抑肝散の歴史 抑肝散は、中国の明時代に名医で医学界の頂点までいった薛己(せつき)という医師が創った処方です。従来薛己の父親の薛鎧(せつがい)が作った処方であるというのが定説でしたが、私達の研究で息子の薛己が創った処方であると確認できました。「保嬰金鏡録(ほえいきんきょうろく)」という小児の治療をまとめた書物の中に記載されており、痙攣があったり物事に驚きやすく、びくびくしているような状態の子供に用いると記載されております。 母親と子供が一緒に服用できる漢方処方 またこの書物には抑肝散を服用するときに
2021/07/11 リンク