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1 ティルマンスの『Neue Welt(ノイエ・ヴェルト)』をめぐって この「感覚の変容」を、的確にコトバで... 1 ティルマンスの『Neue Welt(ノイエ・ヴェルト)』をめぐって この「感覚の変容」を、的確にコトバで言い表すことはまだ発見されていないかもしれない。 僕はヴォルフガング・ティルマンスを、同時代の最も大切な「写真家」として90年代から並走してきた。 今、2012年に発行された彼の写真集『Neue Welt(新世界)』のページを繰っている。巻頭には、組まれた腕、車内で振り返る女の写真、エレベーターホールに並ぶ人々の写真から始まり、これが「世界」の姿なのだという事態に、われわれは「いきなり」「突然」没入させられる。まるで唐突に、イメージの高速レーンに侵入する気持ちだ。 ここでは、写真を「作品」として「鑑賞する」などという静観は許されてはいない。イメージはデジタルで撮影されていて(これはティルマンスにとって、初めてのデジタル写真集である)、その結果、膨大な写真から厳選され、切り詰められた数