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三菱UFJ銀行の2支店で貸金庫の管理者だった行員が顧客の金品を盗んだ問題を巡り、金融庁が同行に対し、... 三菱UFJ銀行の2支店で貸金庫の管理者だった行員が顧客の金品を盗んだ問題を巡り、金融庁が同行に対し、銀行法に基づく報告徴求命令を出す方針を固めたことが11日、分かった。被害額が時価十数億円と大きく、利用者に不安が広がったことを受け、管理体制を確認する必要があると判断したもようだ。 三菱UFJは11月22日に問題を公表した。2020年4月から24年10月にかけ、東京都内の2支店で約60人が被害に遭ったという。行員は金庫を無断で開けて金品を繰り返し盗んでおり、11月14日付で懲戒解雇された。他に同様の被害は確認されていない。 三菱UFJは対策本部を設置し、原因究明や全容解明に向けた調査を進めている。金融庁はこうした対応を踏まえ、不正を検知する仕組みや、第三者によるチェック機能が十分だったかどうかについても報告を求めるとみられる。
2024/12/12 リンク