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4-6月期の実質GDPを需要項目別に見ると、主に内外需の回復が成長率上昇に繋がったことが分かる。 民間消... 4-6月期の実質GDPを需要項目別に見ると、主に内外需の回復が成長率上昇に繋がったことが分かる。 民間消費は前年同期比4.6%増(前期:同0.3%減)と大きく上昇した。費目別に見ると、交通(同13.2%増)と娯楽・文化(同29.0%増)、レストラン・ホテル(同8.2%増)が増加に転じたほか、食料・飲料(同2.4%増)や住宅・水道・電気・燃料(同2.2%増)、通信(同1.8%増)、保健衛生(同7.4%増)の増加が続いた。一方、衣類・靴(同15.3%減)は低迷した。 政府消費は同1.1%増(前期:同2.1%増)と小幅に鈍化した。 総固定資本形成は同8.1%増となり、前期の同7.3%増から小幅に上昇した。投資の内訳を見ると、まず民間投資が同9.2%増(前期:同3.0%増)と2四半期連続で上昇した。民間建設投資(同0.2%減)は引き続き減少したものの、民間設備投資(同12.2%増)が大きく伸びた。