書評『マイナーな感情』キャシー・パーク・ホン著　アジア系米国人という存在 - 日本経済新聞

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hharunaga “紡がれた文章があぶりだすのは、白人優位の資本主義社会だ。「アジア人は次の白人になる存在だ」といわれても、著者は「次に消える存在」なのだと受け取る”。評：与那原恵。

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2024/12/21 リンク

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書評『マイナーな感情』キャシー・パーク・ホン著　アジア系米国人という存在 - 日本経済新聞

キャシー・パーク・ホンは高い評価を得る詩人で、大学教授でもある。全米批評家協会賞を受賞した本書は... キャシー・パーク・ホンは高い評価を得る詩人で、大学教授でもある。全米批評家協会賞を受賞した本書は、模範的なマイノリティとされながらも見えない存在だったアジア系アメリカ人を冷徹かつ繊細に描いたノンフィクションだ。1965年に米国が移民規制を外したのを機に韓国から移民した両親を持つホンは、ロサンゼルスのコリアタウンで生まれた。流暢（りゅうちょう）に英語を話せず、アイデンティティに苦悩し、ヘイトクラ

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