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岩石が取り払われ反対側を見通せるようになったトンネル貫通地点=浜松市天竜区で(飯田国道事務所提供... 岩石が取り払われ反対側を見通せるようになったトンネル貫通地点=浜松市天竜区で(飯田国道事務所提供、5月29日撮影) 二〇一九年に始まった青崩峠トンネルの掘削は、地盤にかかる巨大な圧力が想定を超え、地質も複雑に入り組むなど困難の連続だった。工期は二年延び、二五年三月まで延長された。 「バチーンと大きな音が聞こえて振り返ると、打ち込んだはずのボルトの頭が脱落しているんです」。浜松側の掘削を担当する安藤ハザマ(東京)の小林雄二作業所長(61)は一場面を振り返る。掘った後のトンネルは、最大十三センチも変形していた。大断層・中央構造線がわずか五百メートル東に横たわり、トンネル上部には最大六百メートル分の高さの山がのしかかる。トンネルを押し込む圧力は巨大だった。