松本人志についてのノート｜杉田俊介

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松本人志についてのノート｜杉田俊介

（約27500字）（注１）有料記事になる前に、投げ銭を頂いた方で、その後記事が読めなくなってしまった... （約27500字）（注１）有料記事になる前に、投げ銭を頂いた方で、その後記事が読めなくなってしまった場合、ご連絡下さい。個別にテクストをお送りします。お手数をかけます。sssugita@hotmail.com （注２）この文章を大幅に加筆修正して、また北野武／ビートたけし論を加え、三本の対談座談を行って、一冊の本として『人志とたけし』（晶文社）を刊行しました。よければ手に取ってみてください。１以前、渋谷のシネコンで実写版『ジョジョの奇妙な冒険』を観たあと、何だか晴れ晴れとしない気分のまま、居酒屋で映画プロデューサーのＫ氏と雑談をしていて、積年の小さな疑念がぱっと晴れた、と感じた瞬間があった。たしか北野武の映画について話し込んでいた流れだったが、かつてお笑い芸人を目指していたというＫ氏は、こんなことを言ったのだ。「松本人志は天才ではありません、あの人はどこまでも普通の凡人なんですよ、杉

mugi-yama 批評に形容詞を使う（＝松本は面白くない）のは、「私は『松本は面白くない』と考える共同体に属している」と言っているだけであって、批評の対象については一言も語っていないに等しい（学生時代の先生の教え）

critic

2019/07/29 リンク

ounce 引きが抜群の吉本問題に便乗しているのに、自己陶酔しか伝わらないペラペラの前段にウンザリして本題に入る前に離脱してしまった。「批評家」の悪い部分を煮凝りにしたような駄文。よくこんなものを開陳できるな。

algot 松本の真骨頂はフリートークや大喜利における即興メタ視点だから、文脈で笑わせるタイプじゃない。映画やワイドショーには向いてない。/即興メタ視点に関しては間違いなく天才

bigburn 松本は若い頃は間違いなく天才だったはずで、最初から凡庸というのはないわー。瞬発力のアスリート的な才能で、加齢で暴落した感じある

NORITA 「遺書」が先で「松本」が後だよ / ダウンタウン以前と以後でお笑いは明らかに変わったと思うが、その理由は著者が述べる「悪魔的無邪気さ」を隠さなかった点。「そうか、隠さなくていいんだ」と皆が思うようになった

a_horuru さすがに長過ぎて途中離脱した。松本人志を面白くないと感じるのは人それぞれだが、そういう人の意見は間違いなく面白くない。

m8a8m4i 松本の映画が本当につまらないんだろうな、それを4本も見たからそのつまらなさが文に影響してしまったんだな、と信じたいアレ

pazl 天才だよ。時代を作った芸人は全員。その中でも一応未だに凄い期待値が高い中ギリギリ応え続けてるのは偉いよ。ここ数十年、お笑いの矢面に立ち続けたのはBIG3ではなく松本人志だと思う。BIG3は助かったはずだよ。

cybo うーん, VISUALBUMへの言及がないのは松本人志監督作品の批評として厳しいのでは. // トークやお題に対しての「おもしろい返し」の虚無感は分かる気がする(明石家さんまも同様). 体系的な視点を持たない故の軽さ, みたいな.

2019/08/09 リンク

teruyastar ひょうきん族のたけしはくだらなくて面白くなかったが、たけしが偉くなるほどくだらないことをするのが面白い。松本はケンカするような本気の感情表現が面白かったが、てっぺん取ってから喧嘩する相手がいなくなった

2019/08/02 リンク

shimomurayoshiko 斜め読みしたが、長いしとっ散らかってるとは思うけどこのひと熱量近距離型だからそこはまあ……（だから鎌田哲哉とはアレ）。すばるの批評の賞？だかでの立ち位置による抗弁芸は好きなのだが。

2019/08/01 リンク

nijuusannmiri 俺も「松ちゃんの「劣化」は「昔と変わった」からではなく「変わらなかった」結果だと思う」と言ったことがあるけど、これ読むと結構整理されるね。

2019/07/31 リンク

izure 「すべて台無し」は松本人志の笑いの特徴だと思う。「ロングショットで見れば喜劇」の視点に観客を蹴り飛ばしてあらゆるものを"笑い"の領土に取り込もうとする。彼の描く世界では全てが他人事になる。

osugi3y 読むのだけでも時間かかったけどここまで書いてくれれば松本人志の他者をこき下ろす笑いってのがよく伝わってくる。上に媚び下を見下す笑いよね

2019/07/30 リンク

tettekete37564 トップブコメの「批評に形容詞を使う（＝松本は面白くない）のは、「私は『松本は面白くない』と考える共同体に属している」と言っているだけ」 < なるほど。その授業受けたい

tecepe ダウンタウンが面白いと思ったことはHEYHEYHEYの小沢健二とキャシィ塚本2回だけだなあ。でもその2個が今日も語り継ぐくらい好きなんでやっぱ天才なんだと思う。大嫌いだけど。

cbrsf993 もう少し読み易くしてよ！とは思うが、面白い。/ ネットの悪意や陳腐さが松本人志に追いついた、というのは少し納得かも。

threecloudjp 頷ける部分ある。／長いしとっ散らかってるけど、わたしはこんなふうに書き手の熱量が伝わってくる文章を読むのは好きです。書いてるとき楽しかっただろうなあ。

hoshitamotsu 現在の松本への違和感、松本による４本の映画のつまらなさ、かつてのごっつやガキ使に感じた面白さ、当時「遺書」を読んだ時の失望感を今どう解釈すべきか、なんとなく掴めたので長文を読んだ甲斐はあったかな

hinail ちなみに大日本人はロッテントマトやロジャーイーバートのレビューでかねがね好評だった。 https://bit.ly/2GzOB63 https://bit.ly/2ZhrqVB

vndn 『芸人たちが政治や社会について発言する時、そこには「ためらいや一呼吸のようなもの」があったはず』なんか、自分と考えの違う人間に対して「不気味」とか「犯罪的」とかはっきりしない否定を……。

Sometako 寸止め海峡「赤い車の男」を超える作品を観たかった/浜田さんのツッコミが無くても届く笑いを創る場はTVよりコアなファン向けに創作出来る劇場の方が良かったのかも

dj_superaids 俺の知ってることを知らん人間は空虚ってのは暴論すぎないかなあ。豆知識への信仰ってのは気持ちはわかるがいつまでも持っていていいものではないと思った。

bt-shouichi 松本の4つの映画を中心に／ロキノンから本出したり映画感想の連載持ってた時代もあった／これを松本が読んだとしても、とりあえず自分がdisられてるということだけしかわからないんだろうな

asiatics ダウンタウンが24時間テレビの司会をやった時、最後のサライの歌でまっちゃんが泣いてたんだよね。その時感じた言葉に出来ない変な違和感って、こういう事だったのかも。

kaerudayo “そうした傲慢さと罵倒芸の裏側には「先人のお笑い芸人たちに自分たちはあらかじめ負けている」という絶対的な敗北の意識と、観客や視聴者にどうしても「わかってもらえない」という被害者意識とがどす黒く澱んで”

triceratoppo 前段の話は、納得できる内容だけどね。松本に関しては、裸の王様って表現が適しているかと。ひねたお笑いの開拓者ではあるけど、それ以外のお笑い力は平凡だし、教養もない。ワイドナショーはバラエティ番組。

gui1 『マンガでいえば、当時の吉田戦車や榎本俊二を読んだ時の衝撃に似ていたろうか』 ← おまえは高野聖ーナの熱心なファンだろ。恥ずかしいことを隠すのは良くないですよ(´・ω・｀)

abinosuke 「台無し」は重要ワードだと思った。たけしとの比較だと、既存のコンテキストに対抗する働きが「壊す」と「台無しにする」という違いというか

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