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「文壇バー」と聞くと、お偉い作家さん同士が文学について語り合う……というイメージが浮かぶかもしれな... 「文壇バー」と聞くと、お偉い作家さん同士が文学について語り合う……というイメージが浮かぶかもしれない。そんなお固いイメージがぱっと軽くなるような「ネコ文壇バー 月に吠える」がこのほど、東京・新宿にオープンした。ネコ文壇バーとは一体どのようなバーなのだろうか。 東京メトロ新宿三丁目駅から徒歩1分、飲食店が立ち並ぶ通りのビルの3階に「ネコ文壇バー 月に吠える」はある。エレベーターがないので階段で3階まで上がると、そこには「プチ文壇バー 月に吠える」と書かれたプレートが。実はこのお店、新宿ゴールデン街に店をかまえる「プチ文壇バー『月に吠える』」の2号店。取材時はオープン3日目で、「ネコ文壇バー」のプレート作成が間に合わず、代わりに「プチ文壇バー 月に吠える」のプレートが下げられていたようだ。 扉を開けようとすると、壁に谷崎潤一郎の小説「猫と庄造と二人のおんな」の紹介文と、ネコを抱いた谷崎の写真が