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批評家、キュレーター、詩人の倉石信乃は、 『反写真論』のなかで《写真の権利について》 という章を立... 批評家、キュレーター、詩人の倉石信乃は、 『反写真論』のなかで《写真の権利について》 という章を立てていました。 そこで語られていた作家は、金村修、吉増剛造、権富問です。 もう一度、読み直すべきですが そこに金村修が入っていたことから、 「写真の権利」という言葉がどういう意味を持つのか、 今なら何となくわかるような気がします。 なぜなら、倉石信乃が使った章立ての見出しの言葉が、 蓮實重彦の松浦寿輝論《言葉の「権利」について》を 下敷きにしていることに、最近になって気付いたからです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「権利」なしに書くものたちが期待するのは、もっぱら「才能」である。であるが故に、 そこでは退屈さとめぐりあうことしかないだろう。あらゆる人にほどよく備わっていた りいなかったりする言葉の「才能」の分布が、詩の世界にも等しく認められる
2008/02/10 リンク