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2025年の次期年金改革で「男女格差」の見直しが焦点の一つになってきた。遺族厚生年金は男女間で受給要... 2025年の次期年金改革で「男女格差」の見直しが焦点の一つになってきた。遺族厚生年金は男女間で受給要件に差を設け、夫を亡くした妻への保障が手厚い。その根底には「夫に経済的に依存する専業主婦の妻」という「昭和の家庭像」があるが、家族のかたちや働き方の変化に合わせて、制度の再検討が必要という意見が強まっている。だが、女性就労のあり方やジェンダーをめぐる視点など課題は多い。 受給者が妻か夫かで大きな違い 公的年金は5年に1度、財政検証を行い、制度の健全性を定期点検している。次回検証は24年で、それを受けて25年に制度改正を行うスケジュールだ。この改正をにらんだ議論が22年秋から厚生労働省の社会制度審議会年金部会で進んでいる。 最大の課題は、年金の給付水準の低下を早い段階で抑え、制度を将来世代に引き継ぐことにあるが、働き方の多様化や社会経済の変化に合わせた見直しも重要なテーマだ。 そこで遺族年金の
2023/07/26 リンク