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公費で支給される政務活動費(政活費)を巡り、兵庫県尼崎市議の疑惑が深まっている。市議は会計資料の... 公費で支給される政務活動費(政活費)を巡り、兵庫県尼崎市議の疑惑が深まっている。市議は会計資料の一部を偽造したことを認めたものの、「私的流用はない」として辞職勧告に応じていない。しかし、市議が政活費を管理する会派の口座から現金を引き出し、しばらく後に戻すという不可解な処理を約1年前から繰り返していたことが判明。説明に多くの矛盾も見えてきた。市議が動かした総額約700万円のカネを追った。 渦中の人物は市議3期目の光本圭佑氏(42)。2013年に初当選し、15年6月以降、大半の期間を市議会の会派「日本維新の会」幹事長として、会派に支給される政活費を差配した。 政活費は政策立案の経費として議員報酬とは別に支給され、尼崎市の場合は月10万円。半年に1回、会派の口座に所属議員分がまとめて振り込まれる。使途については領収書などを添付し、年度ごとに議長に事後報告する。使わなかった分は返還を求められる。
2022/07/25 リンク