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日米両国が将来的な「台湾有事」への警戒(けいかい)感を強めています。4月の菅義偉(すがよしひで)... 日米両国が将来的な「台湾有事」への警戒(けいかい)感を強めています。4月の菅義偉(すがよしひで)首相とバイデン米大統領による日米首脳会談の共同声明には「台湾海峡(かいきょう)の平和と安定の重要性を強調する」「両岸問題の平和的解決(かいけつ)を促す」との文言が盛り込まれました。台湾情勢(じょうせい)をめぐる現状や課題を探りました。 ◆日米共同声明にも記述があるが? 中国軍の示威活動を米が懸念 なるほドリ 日米共同声明で52年ぶりに台湾情勢が明記されたと聞いたよ。 記者 背景には台湾情勢の緊迫化があります。中国は2020年秋以降、台湾の防空識別圏(しきべつけん)に20機前後の軍機を繰り返し進入させ、周辺海域での空母や艦船の動きも活発化させています。こうした動きに警戒感を抱いた米国が声明に盛り込むよう日本に求めました。日本は中国との対話による平和的解決を目指す方針を盛り込むことを主張し、両国が折