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新型コロナウイルスの流行によって、これまで使われていなかった業務にビデオ通話が導入される事例が増... 新型コロナウイルスの流行によって、これまで使われていなかった業務にビデオ通話が導入される事例が増えている。そんな中、シンガポールの高等裁判所がおそらく初めて、ビデオ会議ツールの「Zoom」を使って死刑を宣告したと報じられている。 シンガポールの新聞Straits Timesの報道によると、この判決はマレーシア人のPunithan Genasan被告に対するもの。同被告は2011年、28.5kgのヘロインの密売を手助けしたのち、違法な薬物使用を一切容認しない国として知られるシンガポールからマレーシアに帰国した。だが、2016年に身柄をシンガポールに引き渡され、有罪を言い渡されていた。そして現地時間5月15日、高等裁判所の裁判官、被告、および弁護団との間でZoomを使って行われたリモート裁判で死刑を言い渡された。 死刑の宣告がビデオ通話を介して行われたことに対して、Genasan被告の弁護士は
2020/06/03 リンク