アフマド・フサイン・アッ=シャルウ(アラビア語: أحمد حسين الشرع, Aḥmad Ḥusayn al-Sharʿ[4] 1982年生)、戦闘名(通称)アブー・ムハンマド・アル=ジャウラーニー(文語アラビア語発音: أبو محمد الجولاني, Abū Muḥammad al-Jawlānī)は、シリア内戦における反体制派の軍事指導者、シリアの政治家。 2017年以降、シャーム解放機構(HTS)の第2代アミール(司令官)を務めている[5]。かつてはアル=カーイダのシリア支部であったヌスラ戦線の司令官を務めていた[6]が、2016年にヌスラ戦線と共にアル=カーイダと絶縁[7]して交戦関係となった。2017年、旧ヌスラ戦線系組織などを統合してシャーム解放機構を設立した[8]。アル=カーイダはジャウラーニーを「裏切者」と批判し、シャーム解放機構からの離反者を中心に宗教の守護者