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日本人の塩分摂取量は多すぎるといわれるが、世界各国を比較した塩分摂取量のデータは少ない。ここでは... 日本人の塩分摂取量は多すぎるといわれるが、世界各国を比較した塩分摂取量のデータは少ない。ここでは、英国の医学雑誌に掲載された論文の国別推計量をグラフにした。 日本の一日当りの成人の塩分摂取量は12.4gとタイ、韓国、シンガポールに次ぐ高い水準であり、9g台前半が多い欧米先進国と比較するとかなり高い水準であることが明確である。 塩分摂取量の多い国のほとんどがアジアの米食民族である点が目立っている(米食が多い国民については図録0205参照)。なお、米食アジア人の中でも、台湾、あるいはマレーシアやインドネシアのようなイスラム国では例外的に塩分摂取量がそう高くない。 たんぱく質が小麦などと比べて比較的バランスよく含まれている米を主要食物とするアジア人は、米ばかり食べる食生活が染みついており、そのための副食物として塩分が欠かせなかった。塩をまぶしたおにぎりが典型的な食品だろう。このことが、今でもアジ
2024/08/05 リンク