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原発事故以降、福島第一原発には原子炉を冷却するために大量の水が注入されてきた。1~3号機では一日500t... 原発事故以降、福島第一原発には原子炉を冷却するために大量の水が注入されてきた。1~3号機では一日500tもの水が注入され、そのほとんどが高濃度汚染水として漏れ出て、タービン建屋の地下などに大量に溜まった。そのままタービン建屋地下で汚染水が増え続ければ、外に溢れ出る危険がある。そこで東電は、アメリカ「キュリオン社」製とフランス「アレバ社」製の浄化処理施設を導入。6月から汚染水の浄化処理が始まった。 「まず汚染水の油分を分解した後、汚染水を『キュリオン社』製のセシウム吸着塔に通して『ゼオライト』などの物質に放射性セシウムを吸着させます。次に『アレバ社』製の装置で、残った他の放射性物質を薬品と結合、沈殿させて取り除く。これで放射性物質を1000分の1程度まで除去できます。除染された水は、原発の敷地内に作られた保管タンクに貯蔵されます」(原発作業員)
2011/12/10 リンク