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様々な動物たちが入り乱れて楽し気な『ズートピア』。ふたを開けてみたらこの映画、ものすっごい変化球... 様々な動物たちが入り乱れて楽し気な『ズートピア』。ふたを開けてみたらこの映画、ものすっごい変化球だった! 犯罪捜査ミステリから、なんとハードな差別問題を描き出す。そしてこれ、れっきとしたSF、思考実験としてのSFなのだ。 なにがSFって、そもそもほとんどの動物アニメで不文律だった「肉食獣も草食獣も仲良く暮らしている」という世界観に思い切りメスを入れたところ。その理由を「進化・文明の発展の結果、食物連鎖が解消された」と説明し(科学的正確さでなく、「ロジックがある」ことが重要だ)、さらにそこに2段目の「もしも」を設定する。 もしも、草食獣と肉食獣の共存関係が崩れたら……? その結果描かれるのは、社会に渦巻く偏見と差別だ。 物語の背後から現れる、偏見と差別 映画の中で、警官ウサギのジュディと相棒のキツネのニックは、「ウサギだから非力」「キツネだから狡猾」という偏見や、偏見が負わせた心の傷と闘いな
2016/04/26 リンク