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「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた。」 言うまでもなく、川端康成の小説「雪国」の冒頭の一節... 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた。」 言うまでもなく、川端康成の小説「雪国」の冒頭の一節だ。 これに限らずトンネルは、しばしば人生に例えられる。 延々と続く暗闇、挫折、失敗、破滅、悲劇、蹉跌。 不幸は長く続いて欲しくはない。 短いほうがいいに決まっている。 はやく抜け出せ、トンネルから。 そんな切なる願いを込めて、くぐってきました、日本一短いトンネルを。 (text by クドウ) 目指すは群馬県吾妻町のただの岩 全長7.2m、鉄道トンネルとしては日本一短いという樽沢トンネルは群馬県内を走るJR吾妻線にある。 まずは車で向かい、トンネルの外観を見てみよう。 国道145号線を進むと目指すトンネルが見えてくるはずである。トンネルがあまりにも短いので、地図には出ていない。カンを頼りに探すと、「だいたいこの辺かな」というあたりに、でかい岩があった。きっとこれだろう。 道路沿いから見ると、
2006/01/29 リンク