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訓読 >>> 昔こそ難波田舎(なにはゐなか)と言はれけめ今は都(みやこ)引き都(にやこ)びにけり 要... 訓読 >>> 昔こそ難波田舎(なにはゐなか)と言はれけめ今は都(みやこ)引き都(にやこ)びにけり 要旨 >>> 昔こそは、難波田舎と呼ばれていたであろう。しかし、今では都を引き移してすっかり都らしくなってきた。 鑑賞 >>> 神亀3年(726年)、藤原宇合(ふじわらのうまかい)が、難波の都の改造のため、知造難波宮事に任ぜらたときに作った歌。大体ができあがった時期に、聖武天皇の御前で歌った予祝歌とされます。「言はれけめ」の「けめ」は「こそ」の結びで、過去推量。「都引き」は都を引き移しての意で、天皇の行幸を、都自体が移ってきたかのように言っています。「都び」は都めく意。自身の責務の完了を目前にして喜ぶだけでなく、皇威を賀した、調べの明るいさわやかな歌となっています。 藤原宇合は不比等の3男で、藤原4家の一つ式家の始祖にあたります。若いころは「馬養」という名前でしたが、「宇合」の字に改めています