ロシア空軍が航空優勢を確保できない理由に、西側と全く異なる空軍用兵思想があった。今回の失敗から進化する可能性は？

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ロシア空軍が航空優勢を確保できない理由に、西側と全く異なる空軍用兵思想があった。今回の失敗から進化する可能性は？

ロシアのウクライナ侵攻開始から1カ月経過したが、ウクライナ防衛軍は不可能を可能にしたかのように、各... ロシアのウクライナ侵攻開始から1カ月経過したが、ウクライナ防衛軍は不可能を可能にしたかのように、各地でロシア地上軍を阻止し、ロシアの圧倒的な数の優位にもめげず、空域を確保している。ロシア空軍は米国に次ぐ世界第2位の規模だが、運用は米空軍と全く異なる。ロシア軍は確かに苦しんでおり、ウクライナ上空の失敗は、ロシアの戦争へのアプローチそのものの問題だ。米国の考える戦闘と航空戦力の意義米国では、戦闘作戦を6つの想定段階に分け、各段階で、中間目標に向け部隊間が協力し合う。指揮官と幕僚が大規模戦闘作戦を視覚化し、要件を考慮した作戦立案が基本となっている。2009年まで、米国のドクトリンは4段階だったが、対テロ戦争の教訓から劇的に変化した。 6段階とは、形成、抑止、主導権の獲得、支配、安定化、文民権力の実現、形成への回帰だ。この段階的アプローチでは、指揮官は次の作戦段階の前に、各中間目標を完了す

blueboy 　というか、西側先進国のハイテク空軍と戦うことは（もともと技術的に負けるので）想定しておらず、（空軍なしの）弱小の後進国を地上戦で制圧するのを支援するのが目的だ、ということだろ。仮想敵国が違うんだ。

2022/03/29 リンク

toratsugumi あ～。伝統的に縦深防御と二重包囲で敵を引き込んで叩くのが基本コンセプトかつ必勝パターンのところに、後から航空戦力を獲得したからな。そのままの運用で同じドクトリン相手に電撃浸透戦仕掛けて叩かれてる、と。

kuzumimizuku 空軍の運用に限らず、ロシア軍の兵器や戦力の運用思想は正直理解し難い感覚がある。ウクライナ侵攻では士気の低さや想定外のウクライナの抵抗も影響してるのかもしれないけど、それにしても。

dazz_2001 NATOのような航空優勢が確保できないか。チェチェンやシリアのような空軍力が貧弱な勢力の2パターンを想定していたら、その中間のようなそこそこの空軍力と防空能力があるウクライナを相手にして混乱している訳か…

REV フルダ・ギャップを埋め尽くすT-72とBMP-1、撃破されたレオパルドにチーフテン、その鉄の洪水を阻止すべくF-15がミグを追い散らす間にA-10がZU-23の弾幕を抜け機関砲で掃射を…　って認識が←半世紀前

ENUmori0183 後で読む。インターネットがでてきても新聞がビジネスモデルを変えられないような事例は多々あるので、さもありなんという気はする。慣習の持つ惰性はかなり強い。

STARFLEET 米国の航空戦力運用と装備は、米国以外の西側主要国とも隔絶したレベルで、限定的とはいえその支援下にある宇軍は実力以上の結果を出している印象が。

cider_kondo でも https://www.sandboxx.us/blog/russias-focus-on-perception-is-costing-them-the-skies-over-ukraine/ を読むと、単なる予算不足(と制裁による外部技術不足)が原因に見える。精密誘導兵器もステルス機もパイロットの訓練時間も何もかもが不足。