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(2010年8月2日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 木立の間ではオウムが甲高く鳴き、色づきかけたマン... (2010年8月2日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 木立の間ではオウムが甲高く鳴き、色づきかけたマンゴーが枝からぶら下がっている。公邸の庭に置かれた籐いすに腰掛けた南米の外交官は、筆者がベネズエラを明快に分析しようとするのを大笑いしながら聞いている。 筆者は、評判が悪いが魅力的なベネズエラの首都カラカスを再訪していた。この地を訪れるのは久しぶりだ。ウゴ・チャベス氏が1998年の大統領選挙で初当選した時にこの街に住んでいたのだ。 だが、筆者の分析は「あまりに論理的すぎる」と、目の前の大使は言った。「ベネズエラという国は、第1に筋が通っていない。第2に機能していない。これまでもずっとそうだった」 これは不用心な発言であり、少しばかり公正さも欠いているが、一面の真理は突いている。 チャベス大統領は「自己陶酔的なレーニン主義」のレトリックを並べ、米国はベネズエラとキューバがつながっているという
2010/08/04 リンク