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警視庁公安部外事第三課のイスラム教徒に関する捜査資料がインターネットに流出したという事件をご記憶... 警視庁公安部外事第三課のイスラム教徒に関する捜査資料がインターネットに流出したという事件をご記憶だろうか。 東日本大震災の半年前,2010年の10月末にその事件はおこった。 流出した資料の中身は衝撃的なものだった。 氏名,住所,生年月日といった本人特定情報はもとより,顔写真,電話番号,本籍地,前科の有無,入出国履歴,身体的特徴,モスクへの出入り状況,行動パターン・・・ ありとあらゆる個人情報が,「イスラム教徒である」ただそれだけの理由で,公安警察によって,包括的,網羅的,徹底的に洗い出されている実態が明らかとなった。 この事件に関して,警視庁と警察庁の責任を問う国家賠償請求訴訟の判決期日が本日だった。 私はこの事件の発端となった出版差し止めの件で代理人弁護士を務め,国家賠償請求訴訟の弁護団のメンバーの一員でもある。 その立場から,今回の判決について,若干の解説を試みることにしたい。 判決文
2014/01/18 リンク