注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
神戸女学院大学における最後の奨励のための聖句に私が選んだのは『創世記』12:1である。 「時に主は... 神戸女学院大学における最後の奨励のための聖句に私が選んだのは『創世記』12:1である。 「時に主はアブラムに言われた、『あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。』」 これは信仰の起源を示す聖句だと私は思う。 信仰はこの言葉に聴き従うものから始まる。 前に書いたとおり、神は「神の言葉に聴き従うもの」の出現を俟ってはじめて神として存在し始める。 もちろん神はそれ以前から存在するのであるけれど、誰もそれを「神」とは呼ばなかったのである。 「私は被造物である」と名乗るものが出現するまでは、「造物主」という概念そのものが存在しない。 神の言葉に聴き従うものを持ってはじめて神は神になる。 神は神の言葉に聴き従うものを必要とする。 全知全能の存在である神は、他には何も必要とせず、ただ「神の言葉に聴き従うもの」だけを必要とするのである。 それゆえ主はアブラムに呼びかける。
2011/02/16 リンク