リコーグループは、環境経営報告書2008を発行した。物流分野では、使用済み製品の回収など、静脈物流も含むグループ全体の物流面のCO2排出総量は38,840トンで、リコーロジスティクスの2007年度CO2排出量は前年度比1.1％増の1383.1トンとほぼ横ばいで推移している。 窒素酸化物(NOx)排出量も3.8％増の2.7トンと排出量が増大した。リコー沼津事業所では、1台のトラックが複数の仕入先を巡回するミルクラン部品供給システムを2007年10月から導入。これにより同事業所の物流面でのCO2排出量はほぼ半減したという。

最近、株式会社リコーとアジア緑色文化国際交流促進会（会長：和愛軍・東大農学博士）は、中国・雲南省麗江市三江併流のうち老君山地域や文筆山にて実施する「世界自然遺産地域での森林生態系保全プロジェクト」に同意し、リコーは、2007年度より3年間で750万円を、プロジェクト運営費用の一部としてアジア緑色文化国際交流促進会（AGA）に支援することを決定しました。 三江併流は、高山峡谷、雪峰氷河、高原湿地、森林草地、淡水湖といった絶景が広がり、希少動植物が見られる世界遺産であり、近くの観光都市である麗江市は年間約400万人が訪問しています。三江併流地域には、16の少数民族が居住し、多民族・言語・宗教の共存が見られます。しかし、森林生態系や生物多様性の価値は、現地政府や住民に十分に認識されておらず、内外による違法な狩猟と伐採、過度の放牧や薪収集、適切でない一部の観光開発が、地域の生態系や生物多様性の主要

一枚の紙からデジタルへ 先見性が企業を進化させる 青色陽画感光紙の商品化、カメラの大量生産化、 オフィス・オートメーション概念の構築、 デジタル技術の実用化・・・。 すべて、時代に先駆けて行われたことだった。 先駆者であり続けた企業は、どのように進化し、 どこへ向かおうとしているのか。 企業活動そのものの進化が、そこに見えてくる。