鞆の浦シリーズ第3弾は一風変わった猫写真を。屋根の上にいる猫をこんな感じで。
これだけなら普通だ。ちょっと角度を変えてみよう。
で、その正体はこうである。
ちょっと面白いでしょ。
じつはリコーの「THETA」(シータ)という全天球カメラで撮ったパノラマから切り出した写真なのだ。このカメラ、180度分の球面を撮れるカメラを前後に持つヘンな製品で、1回撮影すると前後同時に……つまり360度全部、「全天球」を撮れるのである。
上の写真は一脚の先にTHETAを付けてぐいっと腕を伸ばし(だから屋根にいる猫に近い目線なのだ)、iPhoneからリモート撮影している。特に円形の写真をよく見ると右下に私が写っていて、その前に白くて細長い物体が見えている。それがTHETA。全天球撮れるので、自分自身もちょっと写り込んじゃう。それがまた面白い。
本来はこんな風に使うんじゃなくて、360度好きな方をぐるぐる回して楽しめるカメラ。1回シャッターを切れば、上下前後左右好きな方向を楽しめるのだ。
そのグルグル回す感覚が面白いのだけど、撮影後にぐるぐる回して、気に入ったアングルを止めて静止画にしても楽しい(今は静止画切り出し機能を持たないので、スクリーンショットを撮っております)。
ぐるぐる回してみたい人はこちらを参照ください。
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