iPad、Androidタブレットに続いて、Windows 8タブレットが数多く登場した。そして、それらと組み合わせて利用できるワイヤレスキーボードも多くのメーカーから発売されている。
スマートフォンやタブレット端末はそれぞれ、ソフトウエアキーボードを搭載しており、画面をタッチして文字入力ができる。しかし、長文をしっかりと入力するとなると、物理的なキーボードを利用するのがベストだ。そこで、今回は、手軽に接続できるNFC対応ワイヤレスキーボードを実際に使って、下記の3製品をテストした。
面倒な接続をNFC認証で簡単にできる
そもそもNFCとは、近距離無線通信技術のひとつ。方式には多少の違いがあるが、「Suica」や「PASMO」などの交通機関などで利用する非接触型のICカードや、コンビニなどで決済可能な「おサイフケータイ」などをイメージするといいだろう。
NFCに対応した機器同士であれば、機器を近づけてかざすだけで、情報のやり取りができる。今回紹介しているワイヤレスキーボードでは、バッファローとレノボ・ジャパンの製品が、Bluetoothのペアリング設定をNFCで実施する。いちいち、設定画面でキーボードを登録するといった手順を踏むことなく、タブレットをかざすだけで、使い始められるのが魅力だ。
今回はキーボードと接続する端末として、レノボ・ジャパンの「ThinkPad Tablet 2」(Windows 8)とソニーの「Xperia Tablet Z」(Android 4.1.2)、そしてNTTドコモの「AQUOS PHONE SH-06E」(Android 4.2.2)の3台を用意した。※
※社外製キーボードとの接続は、メーカー保証外での動作検証となる。