W-SIMを利用したPHS回線に加え、高速な3.5G通信にも対応したスマートフォン「HYBRID W-ZERO3」(WS027SH)が来年1月に登場する。Windows Mobile 6.5 Professionalに対応し、W-ZERO3のブランド名が復活している点も注目だ。
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ボディーは3.5型フルワイドVGA(480×854ドット)の液晶ディスプレーの下にテンキーが隠れるスライド式。液晶は視認性にもこだわったモバイルASVタイプだ。タッチ入力に対応するほか、ジョグ機能内蔵カーソルキー「Xcrawl」(エクスクロール)を搭載。円を描くようになぞったり、上下左右を押す操作で画面をスクロールしたり、カーソル移動ができる。
アプリケーションごとに異なる色で光るカーソルキー周辺部や、カスタマイズ性を備えたGUIも搭載。Flash Lite 3.2にも対応し、解像度の高い画面でネット動画も楽しめる。Windows Live専用キーを備えている点も特徴。マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Marketplace」「My Phone」との連携も考慮されている。
本体にはW-SIM(W-OAM typeG)、下り最大7.2Mbps/上り最大5.7MbpsW-CDMA(HSUPA)に加え、無線LAN(IEEE 802.11b/g)やBluetooth 2.0通信機能も内蔵。サードパーティオプションとして提供予定のW-SIM型GSMモジュール(CM-G100)を利用することで、GSM圏での利用も可能になるという。
さらに、料金コースの変更なども検討中だという。
本体には500万画素のデジタルカメラを内蔵。手ぶれ補正やAF、笑顔撮影機能、PDF変換機能なども利用できる。また、モーションセンサーやGPS機能も持つ。
CPUはQualcommのMSM72000A、ARM11-528MHz。本体にはmicroSDカードスロットを1基備える。本体サイズは幅約53mm×高さ120mm×厚さ16.9mm(最薄部)で、重量は約158g。発売時期の詳細や価格に関しては未定。