俺たちは釣られた……
これは「ガンダム」っていうより……
今回の発表でもっとも注目を集めていたのは、展示セッションの「陸上装備E1“ガンダムの実現に向けて(先進個人装備システム)”」だ。
ガンダムといえば、誰でも知っているロボットアニメなのだが、今回発表された装備はロボットではなく、歩兵向けのネットワークシステムを使ったもの。
装備の内容は、ヘルメットとベストと歩兵用の自動小銃の3点に分かれ、GPSを使った位置情報と地図のリンク、隊員の脈拍、体温の監視、ヘッドマウントディスプレイを使用した火器照準システムや赤外線を使った暗視システム、隊員間のメッセージ送信などを行なうことのできるシステムとなっていた。
現在はまだ研究段階のため、防弾能力は持っていないが、最終的には5.56mm程度の弾丸であれば、防ぐことのできる防弾性能を持たせる予定とのことだ。運用方法は、想定レベルだが、機動装甲車や偵察車両などに充電機能なども搭載して野戦陣地や基地がなくても連続して使用できる環境を予定しているとのことだ。実用化のめどは立っていないが、5年以内に研究段階から開発段階に移行したいと研究担当官は語っていた。それでは、パーツごとに解説をしていこう。
さて、この画像を見た編集部員の感想を以下に列記しておこう……。
・「レインボーシックス」などのFPSゲームマニアのコスプレ? アキバで売ってるパーツで同じものを作れそう。
・ヘルメットのツノは隊長の証なのだろうか。だがそれはジオン側のしきたりだ。ガンダムは羽が生えていようが、ヒゲがあろうが、白くなくてはならない。そこが残念でならない。あと、兵士が着用している防弾チョッキの名称はやはり「Gアーマー」にしてほしい。
・コネクタなどが一般的な民生品のようだ。
・インターフェイスのトラックボールは秋葉原で激安で販売してた!
・製作予算がとても気になる!
・誰か防衛省に予算つけてやれよ。
・パソドックでもつくれるんじゃね?
(これ以外にも罵詈雑言がありましたが、担当編集の意向により削除させていただきました)
(ガンタンクBパーツが実現した次ページへ続く)