朝日カルチャーセンター新宿教室 高山宏講座 「悪魔」という常数(2) 飽くまで悪魔と 16/04/09 , 05/14 , 06/11 |
『朝日カルチャーセンター新宿教室 高山宏講座 「悪魔」という常数(2) 飽くまで悪魔と』
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/55f1537d-6c94-0eee-c0b5-56ad752420ea
16/04/09 , 05/14 , 06/11 (計3回) 一般¥11,016
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講師名
大妻女子大学教授 高山 宏
講座内容
とても一筋縄でいかないテーマを選びとった以上、シリーズとして「悪魔」の文化史のお話が続く。承前ということで第2シリーズ。やはりマニエリスム(エリザベス朝期)、「黒いロマン派」(ゴシック)そして現代へとつながる循環史観に、落としがたい名作を並べる。シェイクスピア、ダンからロチェスター伯J・ウィルモットの<無>をめぐる倒錯愛の詩を通じて言語化した悪魔を見、同じ問題をゴシック趣味の袋小路にも認め(ロマン派)、19世紀末以降の悪魔の「誘惑」というテーマを一度大掛かりにまとめて、話を(多分避けられない)第3シリーズへとつなげてみたい。 (講師・記)
<講座スケジュール>
1 4月 9日 「曖昧」という悪魔―シェイクスピアの『ソネット集』から2、3篇
2 5月14日 迷宮としての世界―ジェイムズ・ホッグの『悪の誘惑』
3 6月11日 『吸血鬼ドラキュラ』/『高野聖』を読む―ブラム・ダイクストラの名著『悪女姉妹』を手掛かりに
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講師紹介
高山 宏 (タカヤマ ヒロシ)
1947年岩手県生まれ。東大大学院人文科学研究科修士。翻訳家。大妻女子大学比較文化学部教授。『夢十夜を十夜で』(羽鳥書店)の他、訳書としてはR・コリー『パラドクシア・エピデミカ』(白水社)、B・スタフォード『エコー・オブジェクト』(産業図書)。現在は『ガリヴァー旅行記』(研究社)、『ポリフィルス狂恋夢』(東洋書林)、絶版名著の組織的復刊(白水社・平凡社)に没頭。
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at : 朝日カルチャーセンター新宿
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル4階(受付)
tel.03-3344-1941
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