【調査会NEWS1391】(25.8.16)
特定失踪者問題調査会の財政は一般からのカンパ、グッズ等の売り上げ、そして「しおかぜ」の中で拉致問題対策本部の広報を行うことによる事業委託費で成り立っています。残念ながらカンパは少しずつ減少しており、足りなくなってはあちこちご協力をお願いし、一息つくとまた足りなくなってお願いして、という状況の繰り返しです。
それに対処するため、現在各方面に「特定失踪者問題調査会を支援する会」への入会を呼びかけております。これは下記のお願い文の通りで、企業・団体を中心に年間一口5万円のご支援をいただこうというものです。ご協力いただける方、またご紹介等いただける方がおられましたら何卒よろしくお願い申しあげる次第です。
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「特定失踪者問題調査会を支援する会」ご協力のお願い
「特定失踪者の方々について、これは例えば小泉総理が訪朝をした際にも曽我ひとみさんの名前が出てきた、その段階では我々は認識をしていなかったわけでございます。(中略)我々、基本的には、こういう方々も含めて全て拉致問題を解決をということであれば、全ての拉致被害者の日本への帰国ということであります」(平成25年5月21日、参議院決算委員会での安倍総理答弁)
今、政府認定以外の拉致被害者についての関心が高まり、政府も「拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす」(1月25日に安倍総理を本部長とする拉致問題対策本部の会合での決定)としています。しかし、このようなことは本来半世紀以上前に行われていなければならなかったことです。政府の取り組みは余りに遅きに失しており、しかもまだ十分とは言えません。
特定失踪者(政府は拉致認定していないが拉致の可能性の排除できない失踪者)の問題は民間での動きを政府が追っているという状態です。しかし被害者本人も家族もすでに高齢の人が多く、ゆっくり待っていることはできません。
特定失踪者問題調査会はこの現状の中で、「1万キロ現地調査」や北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」をはじめ情報の収集と発信を中心にしながら、ともかく可能なことはすべてやるという方針で活動を続けてきました。しかし調査会は設立以来10年間、度々資金的な危機を経験し、そのたびに活動に支障をきたしてきました。拉致被害者も家族も高齢化している今、猶予はできず、この活動の一層の強化がどうしても必要です。各位におかれましては団体等を主な対象とする「特定失踪者問題調査会を支援する会」にご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
特定失踪者問題調査会を支援する会 事務局長(救う会秋田代表) 松村譲裕
同 監査(国際教養大学教授・元仙台市長) 梅原克彦
特定失踪者問題調査会 代表 荒木和博
目的 北朝鮮による拉致被害者全員の救出を実現する為に、特定失踪者問題調査会を資金的に支援することを目的とする
会員 個人、法人、任意団体を問わない
会員資格 年間1口5万円以上のカンパ等による支援
※通常のカンパも行っています。「支援する会」入会はできないがカンパは可能という方はそちらでお願いします。
連絡先 東京都北区中里2-4-8 松村ビル5F TEL090-3368-3155・FAX03-3915-0737
[email protected]
●発起人(アイウエオ順)
飯塚繁雄(家族会代表)・稲川和男(映像教育研究会代表)・川合孝典(参議院議員)・櫻井よしこ(ジャーナリスト)・砂川昌順・田久保忠衛(杏林大学名誉教授)・津田弥太郎(参議院議員)・西村眞悟(前衆議院議員)・福井義高(青山学院大学教授)・増元照明(家族会事務局長)・松村譲裕(救う会秋田代表)・三浦小太郎(評論家)・横田滋
●国会議員賛同人(アイウエオ順)
稲田朋美(衆)・漆原良夫(衆)・衛藤晟一(参)・金子洋一(参)・佐藤正久(参)・高木毅(衆)・塚田一郎(参)・中山恭子(参)・原口一博(衆)・平沼赳夫(衆)・古屋圭司(衆)・山谷えり子(参)・笠浩史(衆)・ 鷲尾英一郎(衆)
●都道府県知事賛同人(賛同人了承当時の名簿です)
高橋はるみ(北海道)・三村申吾(青森県)・佐竹敬久(秋田県)・達増拓也(岩手県)・村井嘉浩(宮城県)・佐藤雄平(福島県)・泉田裕彦(新潟県)・石原慎太郎(東京都)・大澤正明(群馬県)・福田富一(栃木県)・橋本昌(茨城県)・上田清司(埼玉県)・森田健作(千葉県)・黒岩祐治(神奈川県)・横内正明(山梨県)・古田肇(岐阜県)・大村秀章(愛知県)・鈴木英敬(三重県)・西川一誠(福井県)・嘉田由紀子(滋賀県)・山田啓二(京都府)・松井一郎(大阪府)・荒井正吾(奈良県)・井戸敏三(兵庫県)・平井伸治(鳥取県)・石井正弘(岡山県)・溝口善兵衛(島根県)・二井関成(山口県)・浜田恵造(香川県)・飯泉嘉門(徳島県)・中村時広(愛媛県)・尾﨑正直(高知県)・古川康(佐賀県)・蒲島郁夫(熊本県)・河野俊嗣(宮崎県)