君と僕。　第13話　「陽だまりの詩」　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

君と僕。　第13話　「陽だまりの詩」　感想 2011-12-27

分割2クールの前半最終回ですね。
という訳で、全く最終回らしくないお話でしたが、内容はこのアニメらしい
温かいものでした。

古今東西ずっと言われ続けているであろう「最近の若者は～」というフレーズ。
「私の頃より悪がきが増えた」だの「ませている」だの。
そんな数十年単位で人が変わる訳も無いのにw
成長して大人になると自分の子供の頃を美化しちゃうのかもですね。
もしくは特定の一部を切り取って、それが全てだと考えちゃう。
少なくとも戦後の復興から現在に至るまでは、子供なんて今も昔も同じだと思います。
てな事を思っちゃうような最終回でしたね。

歴史は繰り返すって事ですかね。

今回のけんちゃんと嘗ての要は一緒ですよね。
4話で描かれた時の要がまさに今回のけんちゃんそのものでした。

教育実習の先生に初恋の人が取られちゃうのではと考え、きつく当たり、
最終的には先生の大きさ・優しさに触れて憧れちゃう。

要がその事を意識して、自分とけんちゃんを重ねていたかどうかは分かりません。
多分そういう事は考えていなかったんじゃないかな。分かりませんが。
なんとなくそういう考えよりも先に体が動いていたような。
そういう風に見えました。

前回もそうですけれど、ちゃんと年相応の恋愛模様を描き分けているのは凄いなぁと。
園児だって普通に好きな子位出来ますよね。
けんちゃんの行動は見ててなんか微笑ましかったw
というか、自分の昔を見ているようでむず痒かったw
にしても肝心の要達の恋愛模様が描かれる日は来るのでしょうか(笑
あぁ、最終回なのになんか物足りないと思ったら茉咲ちゃんが出てなかった～。残念。
2期には彼女の一層の活躍にも期待ですね。

■総括
視聴前はもっとギャグ色の強いアニメかと思っていたのですが、そうではなく戸惑ったというのが
第一印象でした。
ただ、この雰囲気に慣れるに従って、どんどんと面白く感じれるようになりましたね。
元々この手の作品は好きですので、自然と楽しめる作品へとなりました。

OP曲も実は今期でも一、二を争う程好きだったり。
作品の雰囲気にドンピシャな素敵な歌でした。

てなわけで、第2期と称した後半にも期待を寄せつつ、一先ず感想はこれにて終わらせて頂きます。
最後まで読んで下さった全ての方に。
ありがとうございました。

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