本の装幀から製本までを自身で行い、物語を「本」と呼ばれる物質としてかたちにする、造本家 新島龍彦による個展「ひとつのために」

 bookshop / gallery タタにて、造本家 新島龍彦による個展「ひとつのために」が開催される。会期は2022年10月13日(木) – 10月30日(日)。


© Tatsuhiko Niijima All Rights Reserved


 「本」を世に生み出す造本家という肩書きを持つ新島龍彦は、ただ本づくりを行うだけでなく、その行程に存在する物語に注目し、その想いをかたちにしている。1冊1冊それぞれが違う表情を見せ、世界にたったひとつしか存在しない本だ。


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 本展では、10年前に制作した大学の卒業研究制作作品と新たな作品を展示する。本づくりに対し、様々な技法を日々探求し、ひたすらな情熱を注ぎ続ける新島龍彦の過去と現在を、ぜひ足を運んで体感してほしい。


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新島龍彦「ひとつのために」
会期 | 2022年10月13日(木) – 10月30日(日)
営業時間 | 13:00-21:00
場所 | bookshop / gallery タタ
住所 | 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2丁目38-15
休廊日 | 月・火・水曜日
入場 | 無料
お問合せ | [email protected]



新島龍彦
造本家/有限会社篠原紙工勤務 多摩美術大学卒業後、2014年に有限会社篠原紙工に入社。手加工オペレーターを経て現在は制作チームのリーダーとなり、チームの行く先を考え会社を動かすメンバーとして日々のできごとと向き合っている。大学時代から継続している造本家としての個人制作においては、物語を紙に宿して形作ることを造本と捉え、本を作りたいという人の想いに寄り添うことを大切にしている。会社としての仕事と個人としての仕事を分けるのではなく結びつけながら、本を作り続けている。
website | tatsuhikoniijima.com
Instagram | @book_tailor