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【推理小説】 星降り山荘の殺人

星降り山荘の殺人 (講談社文庫)倉知 淳 講談社 1999-08-10ドンデン返しが凄いオススメの推理小説という紹介を見つけて読んでみた。この作品はゲーム『うみねこのなく頃に』の真実の赤字風に作者が絶対の真実を読者に提示しつつ物語が進行するところに特徴があったけど、その手の化かし合いに関しては前述したうみねこで散々慣らされていたので特に苦もなく看破できたし予めドンデン返し系の小説ということを知っていたこともあっ...

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【推理小説】ハサミ男

ハサミ男 (講談社文庫)殊能 将之 講談社 2002-08-09ネットでお勧め推理小説を検索していたらドンデン返し系でお勧めということで読んでみたけど確かに面白いドンデン返しのある作品で種明かしに差し掛かったところでは「は?」という感じで呆気にとられた。でも破綻していなくて思い返すとあーなるほどと各場面の様子やほんの微かにあったかなかったか程度の違和感も納得できて面白い仕掛けだった。小説は読みながら自身の頭の中...

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マレー鉄道の謎

マレー鉄道の謎 (講談社文庫)有栖川 有栖 鷹城 宏 講談社 2005-05-13有栖川有栖氏の作品はこれが初めて。複雑に絡み合う各人物の行動の謎をなぜそうしたのかと視点を二転三転させながら考えていき最終的に誰が得をするのか、背景を考えその犯人に至るアプローチが面白かった。密室トリックは全く解けず、答えを聞いてもそれがうまくいくのか?と少し疑問でもあったけど作中に伏線は張ってあったので納得はした。ただ個人的にどう...

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奇面館の殺人

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)綾辻 行人 講談社 2012-01-06久々の綾辻先生の館シリーズ。読み進めていくと分かったつもりになっている部分が劇中で次々に反証されていく流れになっていて舞台や設定の印象や固定観念を先行させることで仮面の単純な真相を隠すフェイクの部分は良くできていてなかなか面白かった。しかし事件的なスケールは小さめでそれは黒猫館以降落ちてきていて、かつこの作品には黒猫館のような舞台の大規模な...

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占星術殺人事件

占星術殺人事件 (講談社文庫)島田 荘司 講談社 1987-07-08以前より話題では聞いていて興味のあった本でついに読んだけど面白かった。ある意味劇中のキャラ達が撹乱していたからこそそうなったとも思える3つの事件の巧い具合に繋がらない謎は難解で、また最後の締めくくりの手記など心を揺さぶる物語も印象に残った。個人としては動機と犯行可能だった人物の合致で犯人の目星はつけられたけど、それだと第一の事件の密室はどう説...

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霧越邸殺人事件

霧越邸殺人事件 (新潮文庫)綾辻 行人 新潮社 1995-01久々の推理小説。館シリーズも終えたのにまたも綾辻行人さんの作品だけどなかなか他の人へ移っていくとっかかりがない。島田荘子の占星術殺人事件とやらを読んでみたいのだけど見つからず今回もまた馴染みの作家さんという流れで。ネタバレなしで書くとこの話は世界観雰囲気が良く物語として面白かった。いつもながら本格的な舞台雰囲気も良いけど深月の魅力など良く伝わってき...

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[推理小説] 暗黒館の殺人 (下)

暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)(2004/09/10)綾辻 行人商品詳細を見る前巻に引き続き解答編の下巻に。相当長い物語なのであまり考えないで読み進めてしまっているけど詳細な謎解き要素よりも物語要素の方が強い作品かもしれない。☆第八回更新 (終わりまで)...

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[推理小説] 暗黒館の殺人 (上)

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)(2004/09/10)綾辻 行人商品詳細を見るついに綾辻行人の館シリーズの最終作へ。この本だけあまりにも分厚いため今までなんとなく回避してきたけどこれまでの他館シリーズは全作を読んできたのでこの締めくくりは読まなければならないだろうということでついにチャレンジ。...

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黒猫館の殺人

黒猫館の殺人 (講談社文庫)(1996/06/13)綾辻 行人商品詳細を見る『黒猫館の殺人』の概の出題範囲、P273鮎田冬馬の手記その4まで読んでその時点での個人的な大まかな推理を。※途中までは273Pまでのみに触れた内容ですがその後最後まで読んだのでその部分に関しては追記という形でその下に続いています。...

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時計館の殺人

時計館の殺人 (講談社文庫)(1995/06/07)綾辻 行人商品詳細を見る館の中と外を同時進行させていく独特な展開は健在で序々に人物関係が明らかになっていく物語性や奇抜なトリック、それからホラー風味も感じさせるストーリー展開が面白かった。続きはネタバレありの簡単な感想。(※前作の迷路館のネタバレも含むので注意!)...

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迷路館の殺人

迷路館の殺人 (講談社文庫)(2009/11/13)綾辻 行人商品詳細を見る今回に関してはトリックについて気になるところがないこともなかったけどこの作者の持ち味の伏線を散りばめた上での最後のドンデン返しや意外性の仕掛けはいつも以上に満載で面白かった。続きはバレありの簡単な感想。...

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十角館の殺人

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)(2007/10/16)綾辻 行人商品詳細を見るこの作者のデビュー作で一番評判が良いらしく楽しみにしてたけど久々に完全に裏をかかれた。でも前回の記事でも書いたけど推理小説はその「やられた!」という感覚が一番面白いもので評判どおり今までの三作の中で一番面白かった。続きは内容を含むのでご注意を。...

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人形館の殺人

人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)(2010/08/12)綾辻 行人商品詳細を見るミステリーは何作目かだけど今回で初めてほぼ完璧に事件象を解き明かせた。しかしこの話は難易度がやや低めかもしれない、7分の1くらいの段階である程度予想がついたので。ただ最初から決めて掛かると盲目的になってしまうし過去の教訓を生かしそこは注意していろいろなパターンの面の推理でいったけど最終的には最初に思ったそれしかな...

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水車館の殺人

水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)(2008/04/15)綾辻 行人商品詳細を見るうみねこ以降ミステリーに興味を持ち始めたこともあり今回は日本人作家のミステリー作品を読んでみる事に。本当は十角館というのを読んでみたかったのだけどなかったので今回は同作者の別シリーズを。続きは物語の内容から核心も含みます。それからカテゴリーがラノベ感想だけどそれについては専用の場所がなかっただけということで。...

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