私はあなたを許します

published on2016 12 26 Mon 00:11

Category感謝

寝ているのに寝ていない感覚。。。
その日の夜もそんな感じでした

夢でその人が出てきたような出てこなかったような
それさえも今となってはあやふやです

ですが、その時分かったことは
その人が亡くなったことでした

その人の感じていること。。
私に何を言いに来たのか
何を分かって欲しかったのか
そして、私に何を求めてきたのか
そんなことが、はっきりと理解できたのです

・・・その人というのは、私の産みの母のことです

両親が離婚したのは私が小学3年生の時でした
別れの言葉を交わすことなく
母は、ある日突然私の前からいなくなりました

大人になった私が想像するに
残していく私に何と言ったらよかったのか
分からなかったのだと思います

母がいなくなってから、私は父と祖母と暮らしました
銀行員だった父は帰りが毎晩遅かったので
祖母がわざわざ面倒を見に来てくれたのです

翌年、私が4年生になって父が再婚し
実の母の話は完全に封印されました
それから月日は流れ、父も亡くなりました
実の母のことは、とうとう最後まで
聞けず仕舞いのままだったのでした

そして、今から、2年ほど前のこと。。
育ての母と一緒に温泉に行ったときのことでした
実の母のことをポロッと洩らしたのです

あの時、あなたの母親は妊娠していたのだと。。
もちろん、父以外の違う男性との子どもです

・・あぁ、そうだったのか
女性として気持ちは分かるという思いと
（父は時々お膳を引っくり返し母に対して暴力も振るったから）
自分は置いていかれた。。という思いがありました

それで、先日の夢うつつの出来事です

母は、私に許して欲しくて、謝りにやってきたのです
さらに、私という娘がいることを
再婚した家庭では隠さなければいけなくて
とても苦しかった。。ということでした

・・・
お母さん、私はあなたを許しますよ
もちろん、許します
だから、安心して、還るべき所に還ってくださいね
私は布団の中でそう言いました

あなたを母に選んで来たのは
紛れもない自分自身なのだから
学びとカルマの解消のためにあなたを選んだのです

そして、旅立ちの時
こうして来てくれたことに私は感謝したのです

・・・見えない世界のことは理屈ではありません
例え、消息が分からなくても、思いがあれば
最後はちゃ～んと辻褄が合うように天に届くのですよね
神さまが采配してくれるのだと思いました

神さま、ありがとう
そして、お母さん、ありがとう

ではでは
みなさまの心が愛に溢れ幸せでありますように

最後まで読んでくださりありがとうございます

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