エネルギーを出すこと

published on2019 03 18 Mon 00:11

Category気づき

題名にしたエネルギーとは
「怒り」のエネルギーのことです

嬉しい、楽しい、ありがとう。。というような
ポジティブなエネルギーは比較的出しやすいので
皆さんも普通に出していると思います

逆に、自分は今怒っているんだ！というエネルギーは
少々難しい面を持っています

上の立場にいる人が、下の立場にいる人に対して・・・
例えば、親が子供にとか、先輩が後輩にとか
メーカーの人が下請けの人にとか
当然のように怒ることができるでしょう
（今はパワハラになる危うさもある）

しかし、その逆はどうでしょうね
自分より目上の人や同等の立場の人
（友達や同僚など）に対しては
怒っていることを見せないように
隠してしまうことも多いのです

何故、怒らないか？と言えば
怒りを表すことで関係が終わるかもしれないし
しこりが残って、上辺だけのつき合いになり兼ねないと
分かっているからだと思います

しかし、生身の人間です
相手がどんな立場の人であれ
堪忍袋の緒が切れることだってありますよ
それが、人間ってものです

そんな時、あなたならどうしますか？
後先のことを考えて我慢するか
それとも、心の赴くままぶちまけるかか
少し、トーンを抑えて、言葉を選びながら伝えるか。。

悩む所ではありますが
自分の「人となり」が出てしまう場面でもあります

もちろん、興奮しながら
相手に感情をぶつけるのはよくありません
でも、怒っているのに、それを隠して平静を装うことは
もっと良くないと感じています

相手に非を認めさせるとか謝らせるとか
そういうことは二の次三の次

一番大事なことは
あなた（相手）のとった行動や発した言葉で
自分が傷ついたとか、怒ったとか
そういうことを理路整然と相手に話すことだと思うのです

それは、最終的に、理解し合い
真に仲良くなるためのものだと思います

自分のことを理解してもらうためにも
自分のことを正当に扱ってもらうためにも
怖れず、臆することなく
自分の言葉で真っ直ぐに正々堂々と表しましょう

相手に理解を得られたなら、それに越したことはないけれど
分かってもらえないことも多いのが世の中です

まぁ、それはそれで仕方がありません
取り繕った偽者の関係を続けていくことに意味はないですし
そこに愛や調和はありません

世の中には、不条理や理不尽なことが溢れています
時には、大きな組織と
対峙しなくてはいけない場合もあるかもしれません
そんな時は、闘うことよりも自分の気持ちを表した上で
その状況から退くことも選択肢のひとつです

・・・だから、エネルギーを出すことというのは
覚悟を伴うことなのかもしれないですね

もしも、私が誰かから怒りをぶつけられたら
とことん向き合う覚悟を持ちたいと思っています
・・・もちろん、それは、より良い関係を築くため