対話できるUI、話を聞かないUI
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一日アドエス(という略称が一番定着しているのかな?)を使ってみました。初代W-Zero3からずっと使っているので、だいたいの操作は理解できるのですが、評価するからにはもう少し使い慣れないと、と思い、風呂にも持ち込み、寝る時も枕元に置いて、とりあえずいろいろ使ってみました。
僕はiPhoneも持っているので、どうしてもiPhoneとの比較になってしまう部分もあり、インターフェイスに関しては不満が消せません。ほとんどはWM6のあまりの完成度の低さが原因ですが、一部アドエス本体の問題もあります。
ハードウェアの問題としては、やはりスタイラスを収納できない、というのがあります。付属のクリップみたいなスタイラスもどきは、正直常用に耐えないし、あれで操作する事を前提にアドエスの操作感を評価するなら点数は絶望的に低いです。キーボードとエクスクロールだけで操作できるのかとも思ったのですが、一日使ってとても無理だと思いました。キーボードを閉じるとOperaのブックマークを開くのも一苦労だし、キーボードを開いて横位置で使うと、キーボード側にはWindowsメニューを開くキーがありません。
とりあえず、まともなスタイラスを収納できる革製のケースを注文しました。せっかくの小型化が台無しですが、仕方がないです。ストラップつきペン型スタイラスみたいなものが出てくれるといいのですが、それも不便なのかなあ………。
WM6とiPhoneのUI(ユーザーインターフェイス)の一番の違いは、WM6は必要な機能を表示する事と、ユーザーからの入力を受けつける事がバラバラなのに対して、iPhoneはそのふたつが常に連動していて、あたかも対話するように使用できる、という事です。
iPhoneは、ユーザーからの入力に対して、どんな時でも即座に何らかのリアクションがあります。そして、全てのリアクションに一定のリズムやタイミングがあり、遅延はまず発生しません。
だから、ユーザーはiPhoneを使っていて、自分がiPhoneの操作体系のどの位置に立たされているのか迷う事はないし、自分がUIのどの文脈に乗っているかを見失う事もありません。
たとえばSafariでサイトを表示して、表示中に画面を撫でてスクロールさせると、iPhoneはユーザーからの入力を最優先して、表示中だろうが何だろうがユーザーの指の動きの通りに滑らかに画面をスクロールさせ、そこからまた描画を再開します。
WM6のOperaで同じことをしても、アドエスはユーザーからの入力は無視して、画面の描画を優先します。ユーザーは数秒から十数秒くらい待たされます。待たされるだけでなく、ユーザーは今自分が入力したコマンドが先行入力で受けつけられたのか無視されたのかが分からず、思考停止せざるを得なくなります。ユーザーはもう、自分がアドエスの発している文脈にきちんと乗れているのか、それとも外れてしまったのかを判断する事ができません。そして、描画が終わると、ユーザーは自分の入力が無視された事を知らされたり、突然とんでもない量、画面がスクロールしてしまって途方に暮れる事になります。
iPhoneを使っていると、自分の入力に対してどうリアクションが返ってくるかが数手先まで読めます。そしてそれはまず裏切られません。だから自分が次に何をしたいのかを次々と発想する事ができます。
WM6で何かをするのは、数歩あるくごとに靴ひもがほどけてしまう靴で旅をするようなものです。そんな靴を履かされてしまったら、歩いていくうちに、頭の中は次第に『次の一歩で靴ひもがほどけるかな?それとも2歩先かな?』というような事で占められてしまい、思索する事も、風景を楽しむ事も次第にできなくなってしまいます。
人間の脳は、未来を予測して現在の行動を決めるようにできているように思います。iPhoneを使っていると、自分の思考が未来に向かって広がっていくような楽しさを感じます。WM6を使っていると、次に返って来るリアクションが不安定なために自分の思考が細かく分断されてしまい、すぐ目先の事しか見えなくなっていきます。
事務的な処理をするためならそれでもいいのかもしれないけど、僕はモバイル端末に自分のアイデアを発想する力を補助してくれるような使用感を求めているので、WM6が搭載されたアドエスは、使っていて非常にストレスがたまります。
MacやiPhoneのように、ユーザーの入力を最優先に設計されたUIは、人間の思考の流れに沿っているので、UIの向こう側にいるもう一人の自分(の幾許かを反映している何か)と対話するようにして、自分が次にやるべき行動を発想する事ができます。
WindowsやWMのように、ユーザーの入力より機械的な処理を優先するタイプのUIの場合は、自分があらかじめやろうと思っていた事を処理する事はできるのですが、UIと対話する中で、『次にやりたい事、やるべき事を思いつく』事がなかなかできません。
このあたりが、何かをつくりだす仕事をする人がMacを好む理由のような気がします。
アドエスは、ハード自体はユーザーを主体にする事の大切さを理解しているように思えます。ユーザーを待たせないためにCPUを速くしたりメモリを増やしたり、画面を広くしたり、入力機器を改良したり、本体の質感に気を使ったりするのは、その表れだと思います。
でも、WindowsMobileを使っている限り、その努力が報われる事はないと思います。多分マイクロソフトにとってユーザーインターフェイスというのは『ユーザーの入力を内部処理して返信する単なる手続き』であって『内部処理によってユーザーに次の行動を想起させる思考拡張装置』ではないのでしょう。
この視座の差は決定的です。アドエスはハード的には後者になれる可能性を秘めている、機械でした。でも搭載しているWM6のUIの根本的な問題によって、ただの大してスマートではないスマートフォンで終わってしまっています。
僕がアドエスを使った時に感じた失望感を詳しく言葉にするとこんな感じです。長文すみません。
僕はiPhoneも持っているので、どうしてもiPhoneとの比較になってしまう部分もあり、インターフェイスに関しては不満が消せません。ほとんどはWM6のあまりの完成度の低さが原因ですが、一部アドエス本体の問題もあります。
ハードウェアの問題としては、やはりスタイラスを収納できない、というのがあります。付属のクリップみたいなスタイラスもどきは、正直常用に耐えないし、あれで操作する事を前提にアドエスの操作感を評価するなら点数は絶望的に低いです。キーボードとエクスクロールだけで操作できるのかとも思ったのですが、一日使ってとても無理だと思いました。キーボードを閉じるとOperaのブックマークを開くのも一苦労だし、キーボードを開いて横位置で使うと、キーボード側にはWindowsメニューを開くキーがありません。
とりあえず、まともなスタイラスを収納できる革製のケースを注文しました。せっかくの小型化が台無しですが、仕方がないです。ストラップつきペン型スタイラスみたいなものが出てくれるといいのですが、それも不便なのかなあ………。
WM6とiPhoneのUI(ユーザーインターフェイス)の一番の違いは、WM6は必要な機能を表示する事と、ユーザーからの入力を受けつける事がバラバラなのに対して、iPhoneはそのふたつが常に連動していて、あたかも対話するように使用できる、という事です。
iPhoneは、ユーザーからの入力に対して、どんな時でも即座に何らかのリアクションがあります。そして、全てのリアクションに一定のリズムやタイミングがあり、遅延はまず発生しません。
だから、ユーザーはiPhoneを使っていて、自分がiPhoneの操作体系のどの位置に立たされているのか迷う事はないし、自分がUIのどの文脈に乗っているかを見失う事もありません。
たとえばSafariでサイトを表示して、表示中に画面を撫でてスクロールさせると、iPhoneはユーザーからの入力を最優先して、表示中だろうが何だろうがユーザーの指の動きの通りに滑らかに画面をスクロールさせ、そこからまた描画を再開します。
WM6のOperaで同じことをしても、アドエスはユーザーからの入力は無視して、画面の描画を優先します。ユーザーは数秒から十数秒くらい待たされます。待たされるだけでなく、ユーザーは今自分が入力したコマンドが先行入力で受けつけられたのか無視されたのかが分からず、思考停止せざるを得なくなります。ユーザーはもう、自分がアドエスの発している文脈にきちんと乗れているのか、それとも外れてしまったのかを判断する事ができません。そして、描画が終わると、ユーザーは自分の入力が無視された事を知らされたり、突然とんでもない量、画面がスクロールしてしまって途方に暮れる事になります。
iPhoneを使っていると、自分の入力に対してどうリアクションが返ってくるかが数手先まで読めます。そしてそれはまず裏切られません。だから自分が次に何をしたいのかを次々と発想する事ができます。
WM6で何かをするのは、数歩あるくごとに靴ひもがほどけてしまう靴で旅をするようなものです。そんな靴を履かされてしまったら、歩いていくうちに、頭の中は次第に『次の一歩で靴ひもがほどけるかな?それとも2歩先かな?』というような事で占められてしまい、思索する事も、風景を楽しむ事も次第にできなくなってしまいます。
人間の脳は、未来を予測して現在の行動を決めるようにできているように思います。iPhoneを使っていると、自分の思考が未来に向かって広がっていくような楽しさを感じます。WM6を使っていると、次に返って来るリアクションが不安定なために自分の思考が細かく分断されてしまい、すぐ目先の事しか見えなくなっていきます。
事務的な処理をするためならそれでもいいのかもしれないけど、僕はモバイル端末に自分のアイデアを発想する力を補助してくれるような使用感を求めているので、WM6が搭載されたアドエスは、使っていて非常にストレスがたまります。
MacやiPhoneのように、ユーザーの入力を最優先に設計されたUIは、人間の思考の流れに沿っているので、UIの向こう側にいるもう一人の自分(の幾許かを反映している何か)と対話するようにして、自分が次にやるべき行動を発想する事ができます。
WindowsやWMのように、ユーザーの入力より機械的な処理を優先するタイプのUIの場合は、自分があらかじめやろうと思っていた事を処理する事はできるのですが、UIと対話する中で、『次にやりたい事、やるべき事を思いつく』事がなかなかできません。
このあたりが、何かをつくりだす仕事をする人がMacを好む理由のような気がします。
アドエスは、ハード自体はユーザーを主体にする事の大切さを理解しているように思えます。ユーザーを待たせないためにCPUを速くしたりメモリを増やしたり、画面を広くしたり、入力機器を改良したり、本体の質感に気を使ったりするのは、その表れだと思います。
でも、WindowsMobileを使っている限り、その努力が報われる事はないと思います。多分マイクロソフトにとってユーザーインターフェイスというのは『ユーザーの入力を内部処理して返信する単なる手続き』であって『内部処理によってユーザーに次の行動を想起させる思考拡張装置』ではないのでしょう。
この視座の差は決定的です。アドエスはハード的には後者になれる可能性を秘めている、機械でした。でも搭載しているWM6のUIの根本的な問題によって、ただの大してスマートではないスマートフォンで終わってしまっています。
僕がアドエスを使った時に感じた失望感を詳しく言葉にするとこんな感じです。長文すみません。
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Re: ABlog 対話できるUI、話を聞かないUI
UIについてはMacユーザーに一日の長があるんじゃないかと思っていましたが、こう、すっきり分かりやすく言われてしまうと嫉妬しちゃいます(笑...
コメントの投稿
いつも楽しく読ませてもらっています。
最近のモバイル機器はどれも手のひらでWindowsが動くことばかりを売りにしていて、そのハードにあった操作性についてはあまり考えられていないのを私も残念に思っています。そもそも、WindowsMobile自体は汎用的なPDAの規格なのですから、それをそのままケータイに載せてしまうことが間違いと思います。Microsoftから提供されているPlatformBuilderというツールを使えば、メーカーはUI、シェルやカーネルなどをかなりカスタマイズできるのですから、どちらかというとメーカー側(やキャリア?)の思想の欠如によるところが大きいと思います。
その点、ハードとソフト両方を長年作ってきたAppleの方に一日の長があるということでしょうか。
最近のモバイル機器はどれも手のひらでWindowsが動くことばかりを売りにしていて、そのハードにあった操作性についてはあまり考えられていないのを私も残念に思っています。そもそも、WindowsMobile自体は汎用的なPDAの規格なのですから、それをそのままケータイに載せてしまうことが間違いと思います。Microsoftから提供されているPlatformBuilderというツールを使えば、メーカーはUI、シェルやカーネルなどをかなりカスタマイズできるのですから、どちらかというとメーカー側(やキャリア?)の思想の欠如によるところが大きいと思います。
その点、ハードとソフト両方を長年作ってきたAppleの方に一日の長があるということでしょうか。
こんにちは。
いつも楽しく読ませていただいてます。
安倍さんも仰ってますが、アップルとマイクロソフトでは、UIに関する基本的な発想が違う。
人間に機械を合わせるアップル。
人間を機械に合わせるマイクロソフト。
企業向けアプリケーションの開発に携ってきた者として、このマイクロソフト方式には苦い思いをさせられた。
私が接したユーザ、この人たちは何かをつくりだす仕事をする人ではなかったのだが、、この人達もやはりマイクロソフト方式には批判的だった。
開発者とユーザの両方が、この方式はだめだという意見であった。
普段使う道具が、アップル方式で作られればいいのになと私は思う。
いつも楽しく読ませていただいてます。
安倍さんも仰ってますが、アップルとマイクロソフトでは、UIに関する基本的な発想が違う。
人間に機械を合わせるアップル。
人間を機械に合わせるマイクロソフト。
企業向けアプリケーションの開発に携ってきた者として、このマイクロソフト方式には苦い思いをさせられた。
私が接したユーザ、この人たちは何かをつくりだす仕事をする人ではなかったのだが、、この人達もやはりマイクロソフト方式には批判的だった。
開発者とユーザの両方が、この方式はだめだという意見であった。
普段使う道具が、アップル方式で作られればいいのになと私は思う。
なんとなく読んで思ったことは、iPhoneは平地を歩くに似て、WindowMobileは山を登るようなものなのかなーと。
山を登るには充分な準備をしていかなきゃならない、準備を怠らなければ次の行動も予想できる。(しかし常に滑落の危険も)
世の中には山を登るのが好きな人もいるし、平地も敢えて踏み外して行く人もいるんだよなー
山を登るには充分な準備をしていかなきゃならない、準備を怠らなければ次の行動も予想できる。(しかし常に滑落の危険も)
世の中には山を登るのが好きな人もいるし、平地も敢えて踏み外して行く人もいるんだよなー
こんにちは。
UseWill.com さんのリンクから飛んできました。
iPhoneとアドエスのUIの違いから、AppleとMicrosoftの企業風土、
開発姿勢の違いに言及されていて、とても興味深く読ませていただきました。
私はSE/30からのマックユーザーです。しかし、最近は仕事の都合から
Windowsばかり使っています。Windowsを使っていて、なんとなく
感じていた違和感を安倍さんがズバッと言われていて爽快でした。
また、同時にひとつの疑問も生まれました。
その疑問というのは、果たして一人の人間の個性によって、こんなにも
企業風土や企業文化は影響されるのかということです。
Apple、Microsoftそれぞれは、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツという
二人の偉大な先駆者によって発展してきました。しかし、それぞれの企業は
何百人、何千人もの人間で構成された大きな集団です。
集団での活動を続けてゆけば、それぞれに応じた風土や文化が生まれるのは
理解できます。しかし企業は社会的な存在である以上、企業活動の様々な場面で「まぁ、こんなもんかな」という妥当な判断の力が働くのではないでしょうか。なのに、この二つの企業は、組織の隅々まで大きく異なる風土、文化が行きわたっているように感じました。
友人と冗談で「人類が滅ぶとしたら、Windowsの使いにくさのせいで起きたうっかりミスが原因で、世界的大惨事になるときだよな」と言い合ったりします。
本当にそうならないことを望んでしますが、これだけ世の中にWindowsパソコンが浸透すると、あながち冗談とも言えないのではないかと、危惧しています。
歴史にifはありませんが、もしもMacがWindows以上に普及していたら、
世界は今とはもう少し違っていたのだろうと思います。
安倍さんの文章を読んでこんなことを考えてしまいました。
長文、失礼しました。
UseWill.com さんのリンクから飛んできました。
iPhoneとアドエスのUIの違いから、AppleとMicrosoftの企業風土、
開発姿勢の違いに言及されていて、とても興味深く読ませていただきました。
私はSE/30からのマックユーザーです。しかし、最近は仕事の都合から
Windowsばかり使っています。Windowsを使っていて、なんとなく
感じていた違和感を安倍さんがズバッと言われていて爽快でした。
また、同時にひとつの疑問も生まれました。
その疑問というのは、果たして一人の人間の個性によって、こんなにも
企業風土や企業文化は影響されるのかということです。
Apple、Microsoftそれぞれは、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツという
二人の偉大な先駆者によって発展してきました。しかし、それぞれの企業は
何百人、何千人もの人間で構成された大きな集団です。
集団での活動を続けてゆけば、それぞれに応じた風土や文化が生まれるのは
理解できます。しかし企業は社会的な存在である以上、企業活動の様々な場面で「まぁ、こんなもんかな」という妥当な判断の力が働くのではないでしょうか。なのに、この二つの企業は、組織の隅々まで大きく異なる風土、文化が行きわたっているように感じました。
友人と冗談で「人類が滅ぶとしたら、Windowsの使いにくさのせいで起きたうっかりミスが原因で、世界的大惨事になるときだよな」と言い合ったりします。
本当にそうならないことを望んでしますが、これだけ世の中にWindowsパソコンが浸透すると、あながち冗談とも言えないのではないかと、危惧しています。
歴史にifはありませんが、もしもMacがWindows以上に普及していたら、
世界は今とはもう少し違っていたのだろうと思います。
安倍さんの文章を読んでこんなことを考えてしまいました。
長文、失礼しました。
仰ることは尤もなんですけどね…。
なんかベータマックスVSVHSを思い起こさせます(笑
規格としてはβマックスの方が優れていたらしいですが
ユーザー数ソフトウェア資産で負けてしまったという…
>PHSでの通話は元々Windows Mobileではサポートしていません。
>その為シャープが独自に搭載して通話を実現しているのですが、
>その為にWindows Mobile標準のハンズフリープロファイルが動かないのです。
なんて某所の情報を見るとWM以外のOSにしてくれと言いたくもなりますが
iPhoneは小さいウィルコムが導入できるほど安くないし、
Palmは終わってるっぽい。
UIは駄目だけど、ソフトウェア資産やパソコンとの親和性等を考えると
他に選択肢が無いと思うのですが…。
なんかベータマックスVSVHSを思い起こさせます(笑
規格としてはβマックスの方が優れていたらしいですが
ユーザー数ソフトウェア資産で負けてしまったという…
>PHSでの通話は元々Windows Mobileではサポートしていません。
>その為シャープが独自に搭載して通話を実現しているのですが、
>その為にWindows Mobile標準のハンズフリープロファイルが動かないのです。
なんて某所の情報を見るとWM以外のOSにしてくれと言いたくもなりますが
iPhoneは小さいウィルコムが導入できるほど安くないし、
Palmは終わってるっぽい。
UIは駄目だけど、ソフトウェア資産やパソコンとの親和性等を考えると
他に選択肢が無いと思うのですが…。
UI部分については、仰る通りですね。とくに携帯に載せる場合には考える余地は大あり。
特に日本の携帯ではレスポンスの早さは重要でしょう。何かしらに焦っている、急いでいる人種ですし。
>友人と冗談で「人類が滅ぶとしたら、Windowsの使いにくさのせいで起きたうっかりミスが原因で、世界的大惨事になるときだよな」と言い合ったりします。
こんなコメントもありますが、どちらかと言えば、感覚的操作を主とするmac方式の方が危ないかなと思ったりします。
特に日本の携帯ではレスポンスの早さは重要でしょう。何かしらに焦っている、急いでいる人種ですし。
>友人と冗談で「人類が滅ぶとしたら、Windowsの使いにくさのせいで起きたうっかりミスが原因で、世界的大惨事になるときだよな」と言い合ったりします。
こんなコメントもありますが、どちらかと言えば、感覚的操作を主とするmac方式の方が危ないかなと思ったりします。
はじめまして、chinoといいます。
僕もuseWill.comのリンクから来ました。
今回のアドエスで初めてスマートフォンを導入した自分にとっては、なんて不自由感を感じる端末なのだろうと感じていましたが、それを見事に文章で表現されていて、激しく共感を覚えました。
特に、スタイラスなしでも快適に操作できるUIを作るのが、この場合のMSの使命ではないのだろうか?と思ってしまいます。
ABさんはシャープを擁護していらっしゃいますが、僕はハード的にもいまいちを感じます。
エクスクロールを搭載するぐらいなら、親指で操作できるポインティングデバイスを搭載するべきです。
もう3代目になるので、そろそろ操作性も改善されているだろうと思って、今回アドエスの購入に踏み切りましたが、通常の携帯電話端末などから比べると、操作性はまだまだと言わざるを得ませんね。
僕もuseWill.comのリンクから来ました。
今回のアドエスで初めてスマートフォンを導入した自分にとっては、なんて不自由感を感じる端末なのだろうと感じていましたが、それを見事に文章で表現されていて、激しく共感を覚えました。
特に、スタイラスなしでも快適に操作できるUIを作るのが、この場合のMSの使命ではないのだろうか?と思ってしまいます。
ABさんはシャープを擁護していらっしゃいますが、僕はハード的にもいまいちを感じます。
エクスクロールを搭載するぐらいなら、親指で操作できるポインティングデバイスを搭載するべきです。
もう3代目になるので、そろそろ操作性も改善されているだろうと思って、今回アドエスの購入に踏み切りましたが、通常の携帯電話端末などから比べると、操作性はまだまだと言わざるを得ませんね。
>zipsさん
AppleのつくるUIの特徴は、自然な感覚に従って操作すれば、すばやく、ミスなく操作できる、という点なので、いわれている事は、やはり逆なのではないかと思います。
発電所などで、人的ミスが発生する原因として、人間の感覚を無視して、人間を機械の側に合わせるような操作パネルに原因がある事が分かって、インターフェイスを人間中心にグラフィカルにしたらミスが格段に減ったというような話を聞いた事があります。
結局人間が使うものなので、人間にとって自然な方が効率もいいし、ミスも少ない気がします。
>chinoさん
僕は、10年近く前からWILLCOM会員で、愛着もあるので、微妙に点が甘いかもしれません。いわれているように、エクスクロールは思いのほか感度が不安定で、もう少し何とかならなかったのかと思います。
AppleのつくるUIの特徴は、自然な感覚に従って操作すれば、すばやく、ミスなく操作できる、という点なので、いわれている事は、やはり逆なのではないかと思います。
発電所などで、人的ミスが発生する原因として、人間の感覚を無視して、人間を機械の側に合わせるような操作パネルに原因がある事が分かって、インターフェイスを人間中心にグラフィカルにしたらミスが格段に減ったというような話を聞いた事があります。
結局人間が使うものなので、人間にとって自然な方が効率もいいし、ミスも少ない気がします。
>chinoさん
僕は、10年近く前からWILLCOM会員で、愛着もあるので、微妙に点が甘いかもしれません。いわれているように、エクスクロールは思いのほか感度が不安定で、もう少し何とかならなかったのかと思います。
私は昔、自宅でWindows、仕事でMacを使っていましたが、
Macにはとうとう慣れる事ができず、転職してしまいました。
Macはよく手放しで絶賛される方がいますが、そんなに絶賛されるものが、
どうしてあんなにシェアが低いのか、本当に世界の七不思議ですよね。
Macにはとうとう慣れる事ができず、転職してしまいました。
Macはよく手放しで絶賛される方がいますが、そんなに絶賛されるものが、
どうしてあんなにシェアが低いのか、本当に世界の七不思議ですよね。
道具として見た時にどう感じるかが大切なのでしょう。
例えばクルマ。速く走る道具として見るならスポーツカーが最適でしょう。
そしてサーキットを走れば絶賛されること請け合いです。
でも自動車全体に占めるシェアは低いものです。
シェアと言えば今はミニバンが売れてますね。
ミニバンには人や物を多く載せられる良さがあります。
でも走ることに関してスポーツカーの性能を絶賛する人がいても
それを不思議に思う人は少ないでしょう。
シェアの多寡だけでは物の良さは計れません。
道具は目的によって評価が変化するからです。
「弘法筆を選ばず」とよく言いますが、弘法つまり空海は
「良い工作者は先ずその刃物を見極め、能筆家は必ず好筆を用いる」
と言うようなことを書き残しているそうです。
例えばクルマ。速く走る道具として見るならスポーツカーが最適でしょう。
そしてサーキットを走れば絶賛されること請け合いです。
でも自動車全体に占めるシェアは低いものです。
シェアと言えば今はミニバンが売れてますね。
ミニバンには人や物を多く載せられる良さがあります。
でも走ることに関してスポーツカーの性能を絶賛する人がいても
それを不思議に思う人は少ないでしょう。
シェアの多寡だけでは物の良さは計れません。
道具は目的によって評価が変化するからです。
「弘法筆を選ばず」とよく言いますが、弘法つまり空海は
「良い工作者は先ずその刃物を見極め、能筆家は必ず好筆を用いる」
と言うようなことを書き残しているそうです。
iPhoneは、iTunesが動くパソコンがないと使えないんですか?
パソコンを持っていないので、お年寄りから子供まで誰でも使える日本の携帯で我慢します・・・
パソコンを持っていないので、お年寄りから子供まで誰でも使える日本の携帯で我慢します・・・
>Misakiさん
??いまパソコンから書き込まれていませんか?
パソコンは、基本的にはアクティベーションに必要なだけなので、日本版が出る時には、店頭でもアクティベーションできるようなしくみになるかもしれません。
ただ、将来的にはiTsから何かをダウンロードするようなサービスが始まるかもしれず、その時はパソコンが必要かもしれません。でも、iPhone単体でiTsにアクセスできるようになるかもしれないし、先の事はまだまだ分からないですね。
日本からも何か革新的な端末が出るといいのですが。
??いまパソコンから書き込まれていませんか?
パソコンは、基本的にはアクティベーションに必要なだけなので、日本版が出る時には、店頭でもアクティベーションできるようなしくみになるかもしれません。
ただ、将来的にはiTsから何かをダウンロードするようなサービスが始まるかもしれず、その時はパソコンが必要かもしれません。でも、iPhone単体でiTsにアクセスできるようになるかもしれないし、先の事はまだまだ分からないですね。
日本からも何か革新的な端末が出るといいのですが。