仙台市 第2子以降保育料無償化 26年度施政方針 人口減対策加速へ
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仙台市の郡和子市長が市議会2月定例会で表明する2026年度施政方針の骨子が22日、判明した。第2子以降の保育料を所得制限なしで無償化するほか、子どもの習い事などの費用を助成する制度の27年度導入に向けた準備を進める。外国人の児童生徒向けに日本語指導などを担う「仙台国際探究ラボ(仮称)」も新設し、人口減少対策を加速させる。
保育料は、国が3~5歳児と、住民税非課税世帯の0~2歳児を対象に無償化している。市は0~2歳児の保育料について、第2子は所得に応じて月2290円~3万5000円と、第1子の約3割から半額程度に設定している。
郡市長は昨年8月の市長選で、習い事などの費用を支援する「バウチャー制度」導入や第2子以降の保育料負担ゼロを公約に掲げていた。政令市では大阪市や京都市などが第2子以降の保育料を所得制限なしで無償化している。
市が子育て環境の整備に力を入れる背景には、人口減への危機感がある。市が発表した今月1日時点のまとめによると、市内の昨年の出生数は6301人で前年から微増したものの、死亡数は1万1208人と出生数を大幅に超え、自然減が社会増を上回った。市の人口は推計109万4456人で、3年連続で減少した。
市は外国人の受け入れ体制の整備も進める。外国人を含めた住民登録や医療受診の補助、パスポート発行などを行う「仙台シティフロントセンター(仮称)」は27年度の開設を目指す。
地域経済の活性化に向けた交流人口の拡大策については、仙台ゆかりのコンテンツを生かした集客施設の誘致や、東北の各自治体と連携した観光モデルルートの作成などを盛り込んだ。
新年度施政方針の骨子
▽第2子以降の保育料無償化(所得制限なし)
▽子どもの習い事支援制度を2027年度に導入へ
▽外国人の子どもを対象にした日本語指導を行う施設の設置
▽市営バスや市地下鉄の小学生運賃を休日無料とする制度を本格実施
▽パスポート発行や外国人を含む住民登録などを行う施設を27年度に設置へ
▽市街地再開発促進に向けた補助制度見直し




























