秋田県内の漆塗り歴史や技紹介 秋田県立図書館で19日まで

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川連塗の工芸品などが並ぶ特別展示(秋田市で)
川連塗の工芸品などが並ぶ特別展示(秋田市で)

 秋田市山王新町の県立図書館で、特別展示「秋田の漆器―多様な技とその歩み―」が開かれている。19日まで。

 漆は防水性や強度があり、日用品や美術工芸品に使われてきた。展示では、湯沢市の川連漆器、能代市の能代春慶、秋田市の秋田塗といった県内各地の漆塗りの工芸品約25点が飾られている。

 秋田の漆文化は縄文時代からあるとされ、秋田市で出土した漆が塗られた土器の破片も展示されている。また、下地や塗り、研ぎ、上塗りなど制作工程の20段階を示した わん が並んでおり、漆器の特徴であるつややかさが生まれるまでの作業過程を見ることができる。

 各漆器の歴史も掲示されており、能代春慶などは後継者がおらず、現在は生産されていないことも紹介している。

 来場者の一人は「花を描いた川連塗が素敵だった。子供の頃は漆器で食事をした。最近は使っていないので懐かしい」と話した。

 午前9時半~午後5時。観覧無料。問い合わせは同図書館(018・866・8400)へ。

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