コロナ禍の高校生、気分は落ち込みづらく? 学校のストレスが低減か
竹野内崇宏
コロナ禍の高校生には、気分が落ち込みにくくなる変化が起きていた――。コロナ前後を比較した、心理状態のアンケートや脳画像データに基づいた名古屋大や東京大などの研究成果が23日、科学誌に掲載された。外出制限で、学校生活でのストレスが緩和したことなどが影響した可能性があると研究チームはみている。
2020年春以降の新型コロナウイルスの流行では、感染防止のため外出自粛や学校ではオンライン授業の対策が取られた。
こうした変化が与えた心理的影響を調べようと、研究チームはコロナ禍前からデータがある、東京都内の子どもや養育者を対象にしたストレスの継続調査「東京ティーンコホート」に着目。コロナが始まる前の19年までと、コロナが広がった20~21年の変化を分析した。この調査は東大や東京都医学総合研究所などが運営し、3千人以上の子どもが協力している。
心理状態の悪い子ども、脳画像に傾向も
研究チームは男女各42人、計84人の高校生にしぼり、心理状態について毎月答えたアンケートと、脳構造の変化を磁気共鳴断層撮影(MRI)で撮った画像を合わせ、時系列に沿って分析した。
アンケートは「絶望的と感じ…








































