基地建設反対運動が続く沖縄県の辺野古沖で、抗議団体「ヘリ基地反対協議会(反対協)」が運航する小型船2隻が転覆し、女子高生(17)と船長が犠牲となる痛ましい事故から約2か月。団体側のずさんな対応に批判が集まるなか、新事実が発覚。5月18日発売の本誌『週刊ポスト』(2026年5月29日号)で中国事情に精通する紀実作家の安田峰俊氏が、その詳細をレポートしている。 「私の後ろに見えるのが辺野古海域です。米軍基地の建設により……」。今年2月に公開された中国語の報道動画。辺野古の海を背景に語る女性は、米国務省から中国共産党の「プロパガンダ機関」と認定されているメディア『環球時報』の記者・邢曉婧氏だ。 動画には、彼女らがしっかりとした船室のある観光用グラスボートに乗り込む姿が映っている。当局の警告音声が響くなか、「ここで写真撮ってもいいですかね?」「自由に撮っていいよ!」と、米軍基地に接近して制限区域を