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「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」-The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim-

神山健治監督。騎士の国ローハン、ヘルム王(声:ブライアン・コックス)の元に集まった会議で、西方のフレカは息子ウルフ(声:ルーク・パスクァリーノ)とヘルムの娘ヘラ(声:ガイア・ワイズ)の結婚を強要しようとするが、殴り合いとなりヘルムはフレカを一撃で殺してしまう。ウルフは復讐を誓い、後日ヘラはターグ将軍(声:マイケル・ワイルドマン)により誘拐されてしまうが、素早く侍女オルウィン(声:ロレイン・アシュボーン)により救出される。そして、ウルフたちによるローハンへの侵攻が始まるが…。J.R.R.トールキンの「指輪物語 追補編」に書かれた騎士の国ローハンのヘルム王から作られた物語。「ロード・オブ・ザ・リング」の183年前の話。神山健治が監督でアニメはSOLA、ハリウッドでどうなるかと不安の方が強かったが結果的にかなりよかった。キャラはセル画のようだが全体に3D CGを活用し、その融合の上手さは攻殻などよりずっといい。何より物語が上手くできていて、見せ場も上手く、プリンセスの成長物語として満足。「指輪物語」の純粋なファンから見ると、まったく二次創作のように見えるだろうが。実際そうなんだけど。ところで、王様は強すぎ。

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