食べ残し禁止法
って口々に褒めてくれました。否定はしませんでしたが、躾けられてた訳ではなくて、小学生の頃からビアフラとか世界の飢餓の映像とか観てて、食べ物を残してはいけないと、強迫的に、意地でも残さない習慣がついていただけです。それに、確かに中学2年生くらいからは、夕ご飯は、どんぶり2、3杯は普通に食べていました。
それから時代は経って、フードファイターなる人たちの存在を知って、しょうも無い人たちだと思いました。食べ物を粗末にする悪趣味だと思いました。大食い選手権など禁止にすべきだとも思いました。
しかし一方、日本人のフードファイターは、太っていない人が多く、痩せた若い男性や女性が、平然と何食わぬ顔で、太った大柄なアメリカ人などよりも遥かに沢山食べた競技や、驚かすTV番組などは面白いなと観ていたこともあります。(私のポリシーに反すると言いながら楽しんで、言行不一致でしょうも無いですね。。。)
さて、本題です。。。。。。。。。。
今年2021年の4月に、中国で、食べ残しを禁止する法律「反食品浪費法」が可決されました。(IDEAS FOR GOOD)
○過剰な量の食べ残しをした客に対して、飲食店側は食べ残した分の処分費用を請求できる。
○飲食店は客が適量を注文するよう促す必要があり、大量に注文させた場合は罰金となる。
○中国の動画共有サイトで人気の「大食い映像」の配信を禁止。
○大食い番組に関わったテレビ局や動画配信業者に対しても罰金を科す。
○食堂を持つ政府機関や学校、出前アプリを運営するネット企業にも食品の無駄が生じないような施作を求める。
など、徹底していていいと思いました。
中国ではもともと、客に対して食べきれない量の料理を並べてもてなす文化があり、そうして生まれた食べ残しが問題となっていたとのことです。
その中国と日本は、一人当たりの年間食品廃棄量は、同じくらい(64kg)です。(UNEP Food Waste Index Report 2021)
日本でもこの中国のような「反食品浪費法」を作るべきだと思います。中国よりも食料自給率が遥かに低い日本が、輸入してまで大量に食べ残す現状は、醜いものです。食料不足はすぐ目の前に迫っているのにも関わらず、こんなに食べ物を粗末にすれば、しっぺ返しも沢山出てくるでしょう。 日本のみならず、世界中でこのような法律ができて然りと考えますが、そんな法律ができる前に、世界的な食料不足がやって来て、法律が無くても食料を浪費することは無くなるかも知れません。その時までに準備すべき事は、地力=土地の生産性 を高める事でしょう。その為には慣行農法を止めて、有機農法を拡大しておく事でしょう。

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