早期警戒管制機 A-50_7

背中に円盤状の巨大なレーダーを搭載した早期警戒管制機。この機体は日本では数機しか導入されていないレアな機体になるのですが、今回はロシアから非常に珍しいA-50の機体内部の写真を紹介していきます。

早期警戒管制機 A-50_2

見た目は輸送機や旅客機にも関わらず明らかに異なる装備を搭載しているのは早期警戒管制機です。この機種については早期警戒機など様々な呼び方がされてきたのですが、英名ではAWACS(エーワックス)などと呼ばれており、映画やゲームなどでも度々登場します。

この機体は文字通り広範囲の空域を巨大なレーダーを用いることで探知、追跡することで友軍の作戦を有利に進めるような重要な『目』の役割を果たします。

非常に機密が高い兵器の一つで戦闘機のように数百機も量産もされるような機体であってもその内部もほとんど目にする機会はないのですが、今回は2006年に撮影されたロシア軍のA-50の内部を紹介していきます。

早期警戒管制機 A-50_3

A-50はベースとなっている機体は旅客機ではなく輸送機です。そのため窓は無いのですが、代わりこのようなレーダー画面が合計で7つ搭載されています。ここに映し出される情報を元に友軍に情報を伝えるということになるものと考えられます。

早期警戒管制機 A-50_4

早期警戒管制機 A-50_5
複数のオペレーターが乗っており多くの情報を扱っていることがよく分かる

早期警戒管制機 A-50_6

参考