3G(第三世代携帯電話)へ完全移行すると、
・XHTML(+CSS)をサポート
・3キャリアがGifをサポート
・ブラウザの幅が170px以上確保
などがあり、開発が非常に楽になる。
2Gから3Gの完全移行時期は、2012年3月31日。
docomoのmovaのサービス停止によって幕が閉じる。
AU(ツーカー)は、早々に2Gの販売終了&サービス停止、Softbankは来年サービス停止だが、docomoはサービス停止まであと3年もある。
docomo | AU | Softbank | |
---|---|---|---|
終了時期 | 2012年3月31日 | 2008年3月31日 | 2010年3月31日 |
移行率(2G/3G:単位万) | 556/4,904(89.8%) | 31/3,052(98.9%) | 197/1,865(90.4%) |
◆参考
報道発表資料 : 「movaサービス」および「DoPaサービス」などの終了のお知らせ | お知らせ | NTTドコモ
第2世代携帯電話サービスの終了について | ソフトバンクモバイル株式会社
au (携帯電話) - Wikipedia
ソフトバンクモバイル - Wikipedia
NTTドコモ - Wikipedia
事業者別契約数(2009年03月末現在)|社団法人 電気通信事業者協会(TCA)
●2G携帯への対応
大きく分けて2種類。HTML/Shift_JISが基本。画像の種類への対応を考えると、Softbankが別途対応が必要になる。
また、
ブラウザの大きさも幅の種類が大きいため、より細かい対応を考えると、機種別の対応が必要になる。
救いとしてほ、既存のデータを揃え整理し、データベース化すれば、対応は完璧にできる点。
○HTML/gif
→docomoのmovaを中心に、AUのCDMAは端末(Aシリーズ)に対応。
→フォームタグなどの細かい部分への対応を考えれば、分けたい。
○HTML/png
→Softbankの3GC以前(C型、P型)に対応。
■3G携帯
大きく分けて2種類。XHTML(+CSS)が基本。docomoは、外部CSSをサポートしていないため、別途対応が必要。
画像の種類は、gifで統一可能になる。表現の都合上jpgの出番があるが、対応は可能。
ブラウザの幅が240pxが主流に。
表現の幅がかなり広がるため、XHTMLのサポートの程度(さらにはFlashへのサポートの程度)など考慮すべき要素が増えてしまう。
さらに、
一番因るのは、新機種の発売によって、サポートする範囲が広がる点である。(機種が増えたら増えた分だけ手間のかかる素敵な仕様)
(特にdocomoは、ヘッダーにブラウザの表示範囲すら含めないため、プログラムに対応を完全に任せることが出来ず、対応が面倒。もう、全部の要素をヘッダーにつけてくれればいいのに・・・)
(Net_UserAgent_Mobileのmapを使う手もある)
□XHTML
→docomoのfoma
□XHTML+CSS
→AU(WIN)、Softbank(3GC)
やはり、MobaSiF (Moba/Mobile Simple Framework): 概要 - SourceForge.JPのようなひとつのコードで3キャリアに対応するフレームワークを作るしかないのか。
これのPHP版はないのかー。
使えそうなもの、
DoCoMo向けにCSS指定をインラインに埋め込むPHPライブラリ「toInlineCSSDoCoMo」作りました : アシアルブログ[MIT License]