日毎に敵と懶惰に戦う

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岩手県立美術館で建築とミッフィーに萌え萌え!

街の中心地とは駅の反対側にある岩手県立美術館を目指して、タクシーに乗る。駅の反対側は最近開発をはじめたばかりなのだろうか?なんだかのっぺりとしていて、陰影が無い、変な感じ。そんな駅裏、雫石川を渡った向こう側の公園内に、『岩手県立美術館』がある。日本設計の手になる素敵な建築物で、私がいつも手元においている本『美術空間散歩』

美術空間散歩 (Eブックス―アート)

美術空間散歩 (Eブックス―アート)

にも紹介されているのですね。はい、こちら

み、みっひーたん!!!
……ち、ちがうよ!べつに、この展覧会をやっているから、東北に旅行に来た訳じゃないんだよ!きのうたまたま、十和田市現代美術館に貼られていたポスターで、この展覧会をやっていることを知ったから来たんだよ!ぼくはミッフィー大好きだけど、このためだけに東北に旅行に来たわけじゃないんだよ!
…えー、さて。この『美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方』って企画展はあっちこっちを巡回している展覧会で、オランダを代表するデザイナーであるディック・ブルーナの仕事を紹介しながら、モダンアートに造詣の深かったブルーナの仕事を手がかりに、そして『ミッフィーのたのしいびじゅつかん』という絵本の内容に沿って、収蔵品を紹介して、もってアートの楽しみ方を学びましょう、って展覧会なのですね。まあ、それはともかく、みっひーたん








あーもおー、ちょっと、建物も素敵なんだけれど、目に入るものといえば見渡す限りミッフィーミッフィー。あんなにたくさんのミッフィーを見たのは初めてだったわ。(映像の世紀の『ベトナムの衝撃』風にお願いします)
それにしても、携帯ストラップもミッフィー、待ち受けのミッフィー、デジカメのケースもミッフィー、この30を目前にした男、どんな目で映っているのでしょうか…。…考えたら負けなので、考えないでおきます。
いや、その、さて、展覧会自体も、ミッフィーミッフィーボリスという感じで。ブルーナが手がけたペーパーバックの表紙がすごく素敵だったり、さまざまなアートに影響を受けながら、無駄をそぎ落としてミッフィーの線と色に至る過程とか、大変面白かった。原画が沢山あったのも良かったです。美術館の常設展のほうものぞいたけれど、萬鉄五郎と舟越保武のコレクションがあるのはいいっすね。特に舟越保武、舟越桂のおとっつあんかな?とても良い彫刻でした。さてさて、そんなこんなで、当然、お買い物タイムです…

ああ、もう、誰か止めて…という感じで、臨時売店でお買い物をして、さて会計をしようと本来の売店のほうに行ってみると、別のものがいろいろ売っているではありませんか。ああ…誰か…。というわけで、いろいろお買い物をしてしまった。『ミッフィーのたのしいびじゅつかん』のオランダ語版なんかなんで買ってしまったのか。まあ、いいんですけれど。そしてまだまだ続く


カフェももちろんミッフィーです…

ミッフィーの家をイメージしたスイーツ(笑)、おいしゅうございました。地元産のいちごが使われていた。というわけで、ミッフィーを堪能させていただきまいた。5月5日には、着ぐるみと握手ができるそうですから、5日は岩手にGO!です。

ちなみに、チケットも可愛かったです