年賀状は２５日までですよ

毎日毎日のんべんだらりの生活を送っていますが、それでも12月ともなるといろいろなイベントがあります。

数少なくなったとは言え忘年会があり、ワッチには関係ねー世界だけどクリスマス騒ぎ、年末セールがあって、そして大晦日。

そう言えば、昔はボーナスなんてのがあったな。良かったな、あの頃は。

 

と、現実にたち帰ると、当面のハードルは年賀状。

確か去年もと思って履歴をみたら12月1日に「年賀状どうする」という記事を書いていました。そこでは、年賀状商売の先細りに悩む郵便局側の対応策をご紹介しましたが、今回は、出す方の立場から。

 

明治32年（1899年）に導入以来、すっかり生活のなかに定着した年賀状ですが、年賀状出す人が年々減ってきて2024年では「出した」人が41.8%だけだったそうです。1人当たりの年賀状の枚数も同様で、最近のピーク、2003年に1人当たり35枚だったものが、2022年度は過去最低の14枚。

日本郵政の発行枚数も、ピークだった2004年用の44億枚、最近では2022年用の19億枚から、17億枚、14億枚と減り、2025年用は10億7千万枚と激減、原因は、

・法人では、個人情報とかで住所の公開がむずかしくなったこと。個人でも住所の交換をすることなくなりましたね。

・若い人の間では、もちろん電子メールやSNSの普及

・高齢者の間では、「年賀状じまい」をする人が増えたこと

・そして、郵便料金の値上げ。63円が85円ですもんね。

 

さて、どうしましょう。新しいもの好きなのに、保守人間であるわたしとしては、1年に1回、手書きで一言添えた年賀状を交換するというのは日本の伝統文化、美風だと思って、やめずにおります。

出すと決まれば、こういう、面倒なもの、思い立ったらさっさとやってしまうのが吉。どうせやんなければならないのなら、うじうじ迷っていたら鬱陶しいだけ、心の無駄。

 

文面なんか凝っても仕方ない、だれも丁寧にみやしない。

「筆まめ」かなんかに住所録セットしておけば、その気になれば、プリンターから自動的にでてくる

それも面倒くさかったら、住所さえ連絡すれば出してくれるサービスも有る

あいつに出そうか出すまいか、去年そっけない賀状よこしたからやめておこうか、なんて考えず、迷ったら出すこと。

出さずに受け取って肩身の狭い思いするより、逆でマウントとったほうが勝ち。たかだか85円でケチるなよ。

文面にひとことくらい手書き文字をいれたいところだけれど、どうせ「今年もよろしく」くらいしか書くことないし、書かなくっても出さないよりまし。

 

と、以上は私の心の声。偉そうなこと書いたけど、実はまだ書けていない。

受付開始は15日、確実に元日に届けるためには、例年12月25日の各ポスト最終集荷までに間に合うように出すことが推奨だそうです。

さあどうする。

どうしても間に合わなかったときの対策を考えました。

１．自分で配達する

２．メール、SMSでごまかす

３．喪中にする。嘘はつきたくないから、遠縁でも、場合によってはペットでも良いから材料を探す。

 

こんな文面のお手紙が届くかもしれません。あしからずご了承ください。

「親族ではないのですが、大事な友人を亡くしました。平素のご厚情に深く感謝いたしますとともに…」.

 

あ、ついでに来年の分も用意しておこうかな。

センサーライトだらけの街

ほんの心持ち、暗くなるのが遅くなりましたね。それでも5時すぎると真っ暗、健康のためのウォーキングも夜道で車に轢かれては健康に悪い、工事のおじさんみたいに反射タスキをつけてやっています。

住宅地を歩いていて、ドキリとするのが、防犯ライト。善良な老人が公道を徘徊しているだけなのに、いきなりピカーッとやられます。

 

これ、我が家でもつけることにしました。トクリュウっていうんですか、凶悪犯罪が増えて、留守宅はもちろん、人が居ても押し込んできて乱暴狼藉を働くといいます。話してわかる相手じゃないから怖くてしかたない。せめてもの牽制ということで、つけることにしました。同じことを考える人も多くて、沢山売れているようです。

 

でも、このピカーの洗礼をうけるのは、ごくごく一部の悪者だけでなく、宅配業者さん、郵便屋さん、善良な徘徊老人、ワンちゃんのおつきの方など。やられる方にしてみればあまり気持ちの良いものではありません。

 

で、そんなに驚くのだからさぞかし効果が高いのかと思って、セコムとか、ALSOKとかにも聞いてみたのですが、意外なことに彼らはこれに大反対。

そりゃ、一定の効果がありますけどね、でもね、センサーが反応するたびに呼び出される私らの気持ちにもなってくださいよ、だって。

 

さて、この装置、最近更に進化してきて、顔認証付き。家族が玄関に立つと、ピカー、おかえりなさい。郵便屋さんだと、ピカー、お疲れ様。チラシ投入だと、ピカー、うち要りませんから。そして不審と判断したら、光るだけでなく、ウォーとか吠える。

 

そりゃ泥棒も驚きますが、可愛そうなのはうちの猫ちゃんたち。うちでは放任主義で、勝手口の扉の下の方に小さな出入り口があって、皆さん自由に出たり入ったり。避妊しちゃったので恋愛はできませんが、近所の探索を楽しんでいます。

それがねぇ。最近引きこもりがち。すっかりノイローゼになってしまって。家にいてくれるから番犬がわりになるかな。

鍋料理で在庫一掃

この寒い季節、鍋料理っていいですね。

第一面倒がない。適当な具材買ってきて、和洋中華、韓流それぞれ、それらしき調味料を投入すればあとは煮るだけ。

調味料だって、ナントカ鍋のもと、なんてのを売っている。なんだったら、具材もセットで売られています。

 

今日は、トマト鍋。

98円でバーゲンしていたトマト缶があったので、これとお酒、ほんのちょっとの塩コショウで味付け。中身は冷蔵庫の残り物。冷蔵庫の中は冷凍品その他宝の山、ゴミの山ともいいます。干からびかけた野菜、食べ残しのキノコ、冷凍庫に眠っていた半年前の鶏肉。豆腐も入れちゃえ、味噌少し入れたら隠し味になるかな。納豆、これはやめておこう。そうそう、半分残っていたりんごも入れてみるか。

 

なんて具合に気分ルンルン、次々投入、鍋ははち切れんばかり。吹き出さないように恐る恐る弱火で煮ます。

うん、悪くない。

問題は、沢山ありすぎて、来る日も来る日も毎日食べなければならないこと。作る面倒がないからむしろありがたいとも言えるけど、日が経つとそりゃ古くなりますわな。

 

で、どうなったかといいますとね。それはある日の朝突然やってきました、お腹の中も在庫一掃。

悪質なサブスク～NHKの受信料をとられた

今日は冬至、一番夜が長い日、夜が大好きな人にとっては嬉しい日？

だから冬至にまつわる話をグダグダ書くのかと言えば、そうではなく、NHKの悪口をグダグダ書きます。

 

１年分の視聴料12276円が預金口座から引き落とされていました。

事前に予告もなく知らない間にです。自動継続というより、法定なのだそうですから、究極のサブスク。最近、ほとんど

視ていないのに。BSはなかなか良いという噂もありますが、21,765円もするので、これ以上NHK税を払いたくない。

 

地上波12,276円は高いかと言われれば、どうなんですかね。ネットでは私の場合NURO光で毎月4,717円、スマホのSIMは、格安スマホのIIJ3で通話定額料金637円含め月額1,694円、これらと比べると、NHKのほうがずうっと安いとも言えますが、利用度が格段に違います。NUROもIIJも、探せばもっと安いものもあるのでしょうけれど、喜んで利用しています。

 

NHK党の支持者でもありませんし、政治的な主張をする意図もありません。でも、この際、言いたいこといわせていただきましょう。

 

時々、ドキュメンタリーなんかで光るものがありますが、つまらない娯楽番組やドラマ、民放のマネしてやる必要あります？　過疎地域でNHKしかはいらない地域にとっては、数少ない娯楽だったのかもしれませんが、ネットが普及した現在、必要ないでしょう。大河ドラマとか朝ドラとか、国民全部が同じ番組を見るなんて気持ち悪いです。

 

そんなわけで、ほぼ定期的に見るのは朝5分ほどの天気予報だけ。

でも、ここでも腹が立つ。

 

朝の天気予報を例にとると、まずアナウンサーが、お天気お姉さんを紹介して、すこし喋ったあと、男性の気象予報士アナウンサーにかわり、そこで気象協会かなんかからの情報を、もっともらしく解説、そして最後にまたアナウンサー、それも二人連れにもどして、そのあとやる朝ドラの番組宣伝。カメラ動かす人も照明するひとも何人かおられるでしょう。これらをコントロールする人もいるにちがいない。みなさまさぞかし薄給で人件費が安いのかもしれませんが、なんでこんなにゾロゾロ。

それも画面から消えたあと、あんたら何しているの？

 

その点ユーチューバーは偉いですよね、これら全部ひとりでやるんだもん。もちろんライブだけでなく、編集作業やネタの下調べなんかで、結構大変なのでしょうけれど、全部1人、あるいはプロダクション使っても2,3名でこなすんでしょ。

 

もっと言うとメインはたいてい男のアナウンサーですよね。それに、障害者がニュース読んだりバラエティーの司会しているの視たことないです。税金みたいなものとっているんだから、そういうことしっかりやれよな、言っていることとやっていることの違うよ、といいたくなります。

 

さっき、ドキュメンタリーには良いものがあるって申したけど、なんで、世界初の映像だとか言って威張っているの。そのためにどれだけ高い制作費かけているんだいといいたいです。

 

NHKに聞いてみました。

ー　1人でこなさないのは、相互監視のためです。先般国際放送で原稿にない中国寄りの不穏当な発言をしたケースがありましたが、そういうことは二度とあってはなりません。

ー　普段、画面に出ていないときでも水面下で働いております。視聴者さまに失礼のないように、受け取った原稿を素読みしたあと、リハーサル、さらに（一見）アドリブやジョークを考え、更に練習をしています。競技の選手がその影で練習に多大な時間をついやしているのと同じです

ー　もちろん原稿を作る段階でも大変なのです。上層部や政府当局のご機嫌を損ねないよう、調整をくりかえし、不偏不党の偏りのない内容にしているのです。

ー　障害者への参加機会の提供につきましては、目下裏方中心に努力しております。それから番組のなかでも、従来の容姿重視を改め、特に男性アナにつきましたは玉石混交の陣容にしました。今後、定年後再雇用の女子アナなんかもどしどし活用する予定です。

ー　取材費をかけすぎているとのご指摘ですが、こうやって世界中にお金をばらまくことにより、日本ファンを増やし、国家安全保障につなげているわけです。

 

ところで、何年か前、ドン・キホーテでNHKが映らないテレビが売り出されたと聞きました。チューナーがないので民放も映らないそうで、何だ、パソコンでいいじゃんと思いましたが、その後どうなったんでしょうね。

 

怒りの余り、言葉遣いが乱れてしまいました。NHKのアナウンサーを見習わねばと、反省。

里山ではクマに、古都ではシカと〇〇に悩まされています

今月に入ってからも寒いはずの福島県や富山県でクマが人家近くに出没。あちらさんにも事情があるのでしょうけれど、困ったもんですね。

 

クマほど剣呑ではないですが、奈良市の奈良公園で、観光客がシカの角に刺されてけがをするといった事故が、９月には４３件に上り、去年の同じ時期の２.５倍になっているということです。

奈良の春日大社は768年，藤原氏の氏神を祭るために鹿島神宮から武甕槌命（タケミカヅチノミコト）を祭神に招き，建立されたものですが、言い伝えでは，そのとき武甕槌命は白鹿に乗り，御蓋山に降臨したといいます。そういう経緯もあって奈良公園のシカは天然記念物にも指定され大事に保護されてきました。

 

しかしながら、馬とか鹿とかいうやつは困ったもので、農家や林業家にとっては厄介者。ちょっと古い話ですが、シカによる農作物の被害を受けている奈良公園周辺の農家が，春日大社と奈良の鹿愛護会を相手に損害賠償を求める訴訟を奈良地裁に起こし、1983年，裁判所は，春日大社がシカの所有者として国の文化財保護委員会に天然記念物の指定を申請していること，愛護会はシカ寄せ，鹿苑での餌支給，シカの角伐りなどを行なっていることから，春日大社の所有権と愛護会の占有権を認め，被告は原告らに対し損害を賠償するよう，原告全面勝訴の判決を下しています。その後、春日大社と愛護会はこの判決を不服とし，控訴した一方、1981年には別の地域の住民が，国と奈良市，春日大社，愛護会の四者を相手どり，損害賠償を求め提訴、やっと1985年に和解が成立したということです。

 

話がそれましたが、奈良公園のシカ被害、多くは中国人だという説があります。中国人観光客がシカをからかったり時には乱暴を働く動画がながれたりしていることに、多少の人種的偏見も加わり、大げさに伝えられているのかもしれませんが、被害に合うのは慣れない観光客が多いのは事実のようです。そう見ると、シカ被害が増えたというのは、インバウンドの高まりに伴うものと言えましょう。被害者は観光客側とはいえ、観光客の激増とマナーの低下のせいともいえましょう。

お隣の、奈良と並んで古都として多くのインバウンド客を引き付ける京都。ここでも、インバウンドの負の側面がいわれるようになってきました。
マナーの悪い人も増えており、祇園地区のメインストリート、花見小路の周辺では、外国人観光客の私道通り抜けが問題に。なかには、「外国人が店と間違えて家に入ってきた」との苦情を訴える住民もいるといいます。

マナーもさることながら、私達も事情のわからない外国ではついやってしまいがちな迷惑行為ですが、そんな観光客が増えたら、観光業者以外の人にとってはそりゃ、迷惑以外のなにものでもないでしょうね。

 

結論：　外国からのお客様を、クマやシカと一緒に論じないでください。本音はともかく、そりゃ遠来のお客様に失礼ってものです。　え、たいして違いないって？　でもね、動物愛護とおもてなしの心、それが日本の美しい伝統というもの、じっと耐えてその心を大切に。

CO2の地下貯蔵は臭いものに蓋？　それとも後世への贈り物？

二酸化炭素（CO2)が悪者になって久しいですが、空気中にのさばっているのを適正な水準にするための技術として、「余分な奴らを埋めちまえ」という、なんとも乱暴な方法が脚光を浴びています。

 

二酸化炭素（CO2）を回収して地下に貯留するという事業で、政府の支援のもと、2025年から国内5箇所で民間企業による試掘を始め、2050年には年間排出量の1～2割に相当する量の地下貯留を見込むのだそうです。

二酸化炭素（CO2）を地中に貯留する方法は、次のような手順で行われます。
① 発電所や化学工場などの排出ガスから、CO2だけを分離して回収する
②　CO2を、地表面や海底面から1,000メートル以上深い、砂岩炭酸塩岩などの多孔質の地層に圧入する
③　貯留層の上部には、泥岩などの不浸透性の地層（遮へい層）を設ける

 

でも、埋めちゃって大丈夫なんでしょうかね。

まず、モグラが迷惑しますよね。それから、これはマジで言われているそうですが、地中に注入することによりナマズが怒り地震が誘発される可能性があるとか。

北極圏で氷河の中にとけこんでいたメタンガス（CH４）が温暖化で溶け出し空気中に放出、こいつが、CO2の二十数倍も温室効果があるとかで、大問題になっていると聞きます。

下手に埋めて、何かの拍子に放出されたら、子孫たちに大迷惑をおよぼすことになります。

 

技術者たちによると、埋めたＣＯ２は地底で広がり、鉱物と結びついて炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムになっていき、１０００年後も地層に安定的にとどまるのだそうです。　　

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言われてみれば、今、ありがたく利用している石油は、数億年前の生物の死骸が化学変化を起こしてできたもの。石炭は、数千万年から数億年前に地球上に生息していた植物が地中に埋もれて、地圧や地熱などの自然の作用によって炭素が濃集して生成された化石燃料、もしかしたら、子孫たちに感謝されるかもしれません。

 

臭いものに蓋とかガス抜きとか言わず、どんどん進めましょう。子どもたちにダイヤモンド（C)鉱脈をプレゼントすることになるかもしれませんね。

 

そういえば、50年前、親に隠れて読んでいたエロ本、処理に困って穴掘ってうめておいたけど、どうなっているかな。

飛び級制度を大幅拡大へ

米国では早期入学や飛び級が定着していて、18歳未満で大学進学する学生は、毎年約20万人にのぼるとか。

矢野祥という日本人少年は９歳で大学に入学、その後１２歳で名門シカゴ大学のメディカルスクールに入学したのだそうです。

 

日本でも、「飛び入学」制度があり、文科省によると「特定の分野について特に優れた資質を有する学生が高等学校を卒業しなくても大学に、大学を卒業しなくても大学院に、それぞれ入学することができる制度」ですが、「高等学校に2年以上在学した者（またはこれに準ずる者）、大学院への飛び入学であれば、大学に3年以上在学した者（またはこれに準ずる者）」とかなり限定的、制度化されて25年以上が経ちますが、2023年5月現在で、この制度を利用して早期に大学に入学したのは、たったの152人です。そりゃ、中途半端な飛び級じゃ、意味ない、超優秀なら外国の大学に入ったほうが良いということになり、こうやって人材が流出するというわけです。

 

一方、アメリカ、ノースカロライナ州のデューク大学では、天賦に恵まれた生徒を選抜し特殊教育を行う「ギフテッド教育(Gifted education、GATE:Gifted and Talented Education)」という天才児特定プログラムというのがあるそうです。天才児がつぶれないようにアンテナを張って拾い上げ、育てるというわけで、要は世界中から才能ある人材をかっさらって行くというわけですね。

 

我が国でも、ギフテッド教育というの一部で行われるようになってきましたが、補習みたいなものだったり、不登校児童支援と同じ仕組みだったりで、本来の教育システムには組み込まれていません。背景には、「生徒は平等に扱わなければならない」という考えがあり、好き嫌いをいわせずみんなで給食を食べる、放課後自分たちでお掃除をする、こういった、画一的、集団主義的な、教育方針と軌を一にしていると思います。それらがもたらす、上下の隔たりの少ない安定した社会、現場からの提案が活かされる企業のものつくり文化などという、プラス面もおおいに肯定されるべきですが。

 

そうは言っても、「個」を圧迫して、落ちこぼれを生んだり、伸びるべき才能が摘まれてしまうのは由々しいことです。

でもご安心ください。一部の分野で英才教育が大幅に拡充されることになりました。

 

以下、いずれも、一定の審査を経て天賦の才ありと認められたものには、対象年齢を引き下げられます。

◯運転免許取得条件：　自動二輪は６歳まで。これは特に過疎地などでの「足」確保のためで地域限定免許となります。普通車は義務教育卒業後まで。ただしこれは、営業車に限定されます。審査基準は運動神経と生活上の必要性。

◯被選挙権の引き下げ：現行の２５歳（参議院は３０歳）を義務教育で社会科履修後まで引き下げ。虚言癖などが審査されます。

◯飲酒年齢の引き下げ：才能のある人には現行の20歳を15歳まで引き下げ。15歳未満は心身の発達への影響を考えて、保留中です。審査基準は、日本酒換算３合での、立ち居振る舞い。

◯結婚年齢の引き下げ：避妊しないことを条件に、１２歳まで認められます。これは少子化対策なのでしょうけれど、そうやって才能を判断するのか、気になります。　

 

各分野で早いうちから勉強、研鑽されて、天賦の能力が一段と磨かれることが期待されています。

グアム島がかわりつつある

昔から新婚旅行のメッカと、今でも人気の高いハワイ、でも、ハワイまで7時間、格安便で往復7万円、ホテル代はじめ現地の物価も高いのが難点。

 

そこで、代わりと言っては失礼ですが、グアム島というチョイスがあります。3.5時間、往復5万円以下で行けて、ハワイよりお手軽に美しいビーチやリゾートホテル、ショッピング、グルメ、マリンスポーツなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。

 

面積は549平方キロで淡路島とほぼ同じ、人口は16万人、先住民のチャモロ人が45％、フィリピン人が20％、ほかアメリカ人、中国人、韓国人、日本人など。

歴史をみると、もともとは東南アジア系民族チャモロ人が住んでいたのですが、1565年にスペインの植民地となり、その後1899年からアメリカ領、そして1941年、真珠湾直後に日本軍が占領、「大宮島」と呼んでいたのですが、すぐそばのサイパン島とともに我々の先輩たちが多くの血を流した激戦を経て、米国に奪還され、アメリカの準州、いわば植民地になって今日に至っています。

 

そしてリゾートという一面とは裏腹に、3分の1近くを米軍用地が占め、この12月にも在日米軍再編の一環で、沖縄本島駐屯の海兵隊4,000人が移駐することになっているという側面ももちあわせています。（ここまではホントの話）

 

さて、石破首相は、自衛隊の訓練基地を米国におく必要があると主張しています。当初、アメリカ当局は相手にしていませんでしたが、沖縄基地との一体運用をめざす米軍と、コロナ後の観光客減少に悩む現地当局、隊員募集難に悩む自衛隊との利害が一致、自衛隊はじめ青年たちのグアム島への誘致策が打ち出されました。これによると

◯　自衛隊のグアム島訓練施設を設け、有事には米軍との協働をはかる

◯　青年対象に、グアム米軍基地でのワーキングホリデー制度をもうけ、渡航費用などに一定の補助を出す

◯　これらに付随するサービス業従事者の渡航にも、同様の措置を講じる(どういうサービス？といぶかる人もいますが）

 

韓国や台湾の体力自慢の若者たちも同調する動きをみせており、リゾートの島だったグアム島が大きく変容しつつあります。新婚旅行などにはお勧めできないかもしれません。

 

金属製のクレカを持つひとが増えているとか

今、金属製のクレジットカードっていうのがあるんだそうです。

全然知りませんでした。プラスティックのほうが軽くていいような気がするのになぜでしょうね。

 

金属製クレジットカードの魅力は、高級感のある見た目と手触りなんだそうです。金属製するとラグジュアリーなテイストが出るのだそうです。そしてそれにも増して重要なのは、沢山払わないと手に入らない点。

 

要は、はっきりプラスティックと違うという差別感を出すのが目的。簡単に言うといいカッコしい、金ピカ趣味。べっ甲のメガネを掛けるのと同じ。そういう嗜好のひと一定数いますよね、一言でいうと、成金趣味。本当の富裕層はそんな成金趣味の見せびらかしはしないでしょう。迷惑なのはカードの提示をうけるお店。特殊な端末でないと、修復できないエラーがでてしまうのだとか。

それでも、この金属製カードはクレジットカード保有者から非常に人気で、カード会社の担当者によると「年会費が上がってもいいのでメタルカードを発行してほしい」といった要望が強いのだそうです。

本当のお金持ちでなくても、無理して女房子供にまずいご飯食べさせてでも年会費を沢山払えば、手に入りいい格好できるのですから、人気がでるわけですね。

 

こういう流れを受けて、MUED銀行では今までプラスティック製だったキャッシュカードを、預金金額に応じて、別の素材にすることにしました。

 

預金額100万円未満は、プラスティック製、行内では内緒で「貧乏カード」と呼んでいるとか。そして百万円以上1千万円未満はステンレス製の「一般カード」、5千万円未満はチタン製の「優良カード」、5千万円を超えると金、だとおもわれるでしょう。

 

いえ、金は変形しやすいので、これが木製なんです。普通の木ですと変形したり摩耗したりするのですが、これがチーク材。非常に硬いので加工しにくいのですが、黒光りしてなかなか格好いい。富裕層、とくに高齢の方の間ではこれ欲しさに、億円ちかいお金を普通預金にあそばせるのが流行っています。

でも、あの人達、知っているのかな、銀行内部ではこのカードのこと「お仏壇カード」と呼んでいるってことを。

医師不足への対応で新制度ができます

もうすぐ年末。お正月休みがあるからそろそろ薬もらいにいかなければ。

お医者さんも大変ですね。まとまって休めるのはお正月とお盆だけ。患者相手だから病気移されるリスク高いのに、熱が出たからといっておいそれ休めない。

 

勤務医、とくに専門医はもっと大変なんだそうです。

医学部を増やして医者の数増やそうとすると、仕事が減るのを心配する医師会あたりが猛反対される、でもその一方現場は慢性的な人材不足で休む間もない、命を預かるのだから手は抜けない。過労死寸前の状態で頑張っておられるお医者さんが多いんだとか。

あまりリスクがなく楽な道を選びたいという医学生は、目医者さんなんかを選んでメガネ屋さんの嘱託になったりする。（眼科医さんごめんなさい）

そして、最近の傾向は、美容医療を目指す医学生が増えているのだとか。

報道によると、医学部卒業、国家試験合格、2年間の臨床研修終了という普通のコースをを終えた後、保険診療をほとんど経験せずそのまま美容外科クリニックに就職する医師が増えているそうで、これを「直接美容外科」通称「直美」と呼ぶとか。これが最近では大学2校分の医学部の定員と等しい年間200人もいるのだそうです。深い事情を知らずに云々してはいけないのかもしれませんが、ちょっとなんかなぁと思ってしまいます。職業選択の自由があるのですから責められませんが、その分、本来の医療に差し向けるべき人材が減ってしまうというのは医学的にも数学的にも事実です。

 

厚労省としても対策はすすめています。

まず、色々利害関係が錯綜する中骨抜きになりかかりながらも、ロボット、AIなどによる合理化、遠隔治療の導入がすすめられています。

そして来年から新たな医師免許制度が発足します。

自動車免許を例に取るなら、二種免許や大型特殊免許に相当するのが高度な専門知識を持つ医師に付与される「専門医」の資格、これを上位資格とするなら、下位資格である限定免許を導入しようとするものです。

 

普通なら6年間かけて医学部を卒業し国家試験合格後病院での2年間の臨床研修を受けて医師になるのですが、この限定免許の場合、それぞれ4年、1年に短縮されます。

この限定免許を得た準医師は、初診で病因が特定され治療方針が確定された後の継続治療と、治療でない医療行為、すなわち、健康診断、美容医療、眼鏡処方、終末期医療などに限って医療行為をすることが許されます。

これも既得権益を守りたい医師会などの猛反対のなか、診療報酬引き上げとのバーターで制度化されました。

 

小さな開業医さんに行かれるときは、入口の看板にご注意下さい。初診・難病専門のお医者さんと、継続治療専門のお医者さんとの区別があろうかと思います。

多くの方は、お薬貰うため、あるいは気休めの言葉をいただくため、愚痴聞いてもらうために行くだけだと思います。そんな場合、継続治療専門医の方に行かれたほうがお安いですし、待ち時間が少ないかと思いますので、お勧めです。

 

少し大きな病院にいってこらんなさい。こんな風景がみられることでしょう。

「正」医師が入口付近に鎮座、あとはその奥に大勢の「準医師」が、多くは高齢者や風邪、腹痛などの治療にあたっています。

そしてその「正」医師は初診の患者が来ると、病状の訴えを聞いてパソコンに入力、AIかなんかと相談しながら、診察を下し、ではあの先生に見てもらいなさいと、指示をしてくださることでしょう。

 

―　あ、山田さん、久しぶりですね。風邪でもめされたんですか。

―　あれ鈴木さん。久しぶりですね。高血圧の薬もらいにきただけですよ。

―　最近、お医者さんの質が向上しましたね。いえ、技術じゃないです、美人女医さんがふえたってこと。

―　同感ですな。なんでも医師免許が取りやすくなったし、仕事が楽になったって言うんで、女医さん志望者が増えたんだそうです。私のかかりつけのお医者さんなんか子育て中で、パート勤務なんだそうです。

―　私のお医者さんも女医さん。いつも話聞いてもらうのが月1回の楽しみでねえ、今日も指名させてもらいましたよ。指名料は保険対象外ですが。