欲しかったシンバルをハードオフで買ったと思ったら2枚入っていてハイハットだと気が付いた話

先日、スネアドラムを買ってブラシでやるという夢が叶いました。

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ジャズが好きなのですが、スネアドラムをブラシで叩いてる音がめっちゃいいんですよね。それでスネアドラムは買ったのですが、そしたらシンバルも欲しくなってしまったんですよね。ブラシで叩いてるときにたまにシンバル鳴らしたら良い気がしたので。僕はドラムのことをあんましらないんですが。

 

そんで今日は別にシンバルを買うつもりもなくハードオフに行っていたのですが、楽器のところは必ずみるので楽器コーナーに行きました。そしたら欲しいと思っていたシンバルとかがずらっと並んでいて、近寄りました。そしたら1650円という安さでシンバルがあったので、これはもう買うしかないと思いながらいったんその場を離れてうろうろしてからまた、シンバルのところに戻りました。こういう謎の行動はリサイクルショップ好きな人とかはよくあると思います。シンバルの大きさも理想でした。僕の部屋は6畳で、ベッドもあってパソコンのデスクもあってその前にDTMに使ったりしてるキーボードが2台あって、デカいスピーカーのステレオ的な、アンプとかレコードプレイヤーとかを置いてる棚があって、ギターとベースを置いてるスペースがあって、パソコンの前の椅子があって、ちょっとした地面に置く小さいテーブルもあってテレビもあって、15インチのベースアンプもあって、本当に足の踏み場もない上にリサイクルショップに行っては何かしらの物を買って帰る習慣があるので物であふれてるんです。なので普通のライドシンバルとかはデカいじゃないですか、でもそんなのを置くような雰囲気でもないので、邪道であっても小さいシンバルでジャズをやりたいなと思っていたんです。なのでこの小さいシンバルはちょうど良いなと思ったんです。

この写真でわかるように、PearlのCX200と書かれたシンバルでした。こんなに安くシンバルが欲しいという夢が叶った!と思ってウキウキしてたんですが、買った後にインターネットで調べたら何やらハイハットのやつっぽい疑惑がわいてきたんです。CX200で調べたらなんかライドシンバルとして売ってる人がいたり(追記:あとで調べたらこのCX200と書かれているシンバルはPearlのリズムトラベラーという小さいドラムセットに付属されたシンバルのようで、13インチがハイハットとクラッシュ用に3枚、16インチがライド用に1枚あるみたいな感じっぽいことが分かりました。ライドシンバルとして売ってる人のやつはおそらく16インチのものだったのかな)、3枚セットで売ってたりもして、でもハイハットとしても売られたりしててカオスな感じで、このシンバルが何なのか確信が持てなかったのですが、このハードオフはイオンモールの中にあるんですが、イオンモールから去ろうという時にシンバルをよく見てみたら2枚重なってたんです!!!!内心ラッキーと思ったんですが、僕が欲しかったのはライドシンバル的に使うシンバルだったので複雑には思ったのですが、シンバルとして使うにしてもシンバルのスタンドを買わないといけないですよね。それもネットで買うとしても今日帰ってすぐに使えないし、もやもやしてたんです。そこで2枚重なっててハイハットだと確信したときに、ハードオフにハイハットのあのペダルも付いたスタンドも置いてあったのを見ていたので、あれを買う!買うしかない!これはハイハットだ!俺はハイハットを手に入れるんだ!!という思考に変わったんですね。まさにこれはジャズの即興そのものです。その都度起きたことを別の何かで完成させるのが即興だと思っています。急いでハードオフへまた行きました。売り切れていたらどうしよう!!ライバルにハイハットのスタンドを買われてしまう!!僕は早歩きでハードオフへ駆け込みました。ハードオフへ早歩きで駆け込む姿をハードオフマニアの人に見られたら絶対に恥ずかしいし、ハードオフマニアでない一般人からみても「あの人ハードオフにワクワクしすぎで早歩きになってる!!!!」って笑われる可能性もあります。でもハイハットのスタンドをライバルに買われてしまうよりかは笑われた方がいい!!そう思いながら早歩きで楽器コーナーまで行きました。そしたらスタンドはまだありました!!!スタンドは2200円でした。そこで一応このスタンドが機能するのか、ペダルは一応動いたのですが、商品の説明に「メモリーロックが無いので強く踏むとずれる」みたいなことが書かれていて不安になったのでその場でインターネットで調べたのですが、ちょっとよくわかんなかったんですよね。でもメモリーロックという部品自体は後から買えるっぽいと分かったのでとりあえずダメでも良いから買いました。結果から言うと下の写真のようにセットできてなんの問題もなく使えました!!

細い棒のところがちょっと曲がってるのでハイハットのシンバルがピッタリ平行に合わさらないのはありますが、それはそれでその場合の音が出るんだからそういう楽器ということにしようという覚悟があるというか、踏んだ時の音が好きな音だったしそこまで変なことにはなってないだろうと思うので、気にしない方向で行こうかと思っています。スネアドラムでブラシをしてると、名盤とかでブラシ使ってるのを聴くと結構ハイハットも同時に使われているんですよね。なのでハイハットも欲しいと思っていたので、その夢が叶ったことになります。これがかなりテンションが上がったというか、自分の家にハイハットがあるなんて夢にも思わない感じあるじゃないですか。昨日までなかったハイハットが家に突然あったらびっくりするじゃないですか。それでめちゃくちゃ嬉しくなりました。

 

その時の気持ちを残そうと思って満面の笑みを写真にとりました。

 

そんで母ちゃんの前でハイハットを踏んでいたのですが、なんか母ちゃんにも体験させたくなって、やってみる?って聞いたら乗り気じゃなかったのですが、無理やり踏ませようと持っていったら結構まんざらでもない感じで踏んでくれたんですね。母ちゃんはピアノをやっていて、ジャズも一緒にビッグバンドに加入して親子で参加したこともあって、僕はベース弾いてたんですが、母ちゃんもまあジャズは好きなんです。そんでスマホのスピーカーでサテンドールの名盤を流しながら母ちゃんがハイハットを踏んだんですが、これがなんかめっちゃジャズっぽい音でうまかったんです。ちょっと悔しくなりました。母ちゃんはクラシックのピアノを子供のころにやってたんで、やっぱり音楽習ってた人ってのはまず音の粒をそろえるのとリズムというかテンポをキープするのがうまいんでしょうね。それとジャズの音楽をとらえるのもうまいんだと思います。なんかジャズっぽいハイハットの音がするんですよね。そのあと負けじと自分でも踏んだんですがやっぱり母ちゃんの方がうまかったです。くやしい!

 

部屋に置いたら結構部屋の中が遊園地になったような感覚で楽しいです。

 

そんでYouTubeにあるドラムレスのドラムのないジャズの音源を聴きながらスネアでブラシ叩きながらハイハットを2と4で踏むということをやってみたのですが、これがまあめちゃくちゃ楽しいんです。スネアドラムだけでブラシでやってたんですが、なんかなかなかジャズの感じにならないような感覚だったのですが、ハイハット入れるとちょっとジャズを演奏してるような感覚になれた感じはあります。ハイハットが入ることでなんかブラシを叩くのが3倍ぐらい楽しくなりました。これは内発的動機で楽しめそうですね。あんまりうまくなろうとかは考えないで時間を楽しむことを大事にしたいと思います。さらなる欲がでたら向上心をだすという方針です。楽しくなくなったら終わりですから。本当に今日はハイハットを最終的に買ったことになっててよかったです。良い自分へのクリスマスプレゼントができました。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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