bashからzshにswitch

Linuxを使い始めて早3年。今まで何も気にせずLinux標準のbashを使い続けてきました。tabによるコマンド/ファイルの補完機能があるだけでも、MS-DOSプロンプトよりかは断然良いって思っていました。単純ですね(汗。

そんな私が、今日zshに入門しました。zshを触り始めるとすぐに後悔しました。何でもっと早くzshにswitchしなかったのか?と。

zshって何それ?ってな方は、とりあえず、以下の記事を一読されることをおすすめします。

この記事は、全文検索システムの開発者、高林哲さんが書かれた記事です。(日本語が本当にお上手です。)

あと、次の記事も読んでみると良いかと思います。

zshの細かな説明に加えてzshの設定例が凄い沢山載っています。

zshの中でも一番のお気に入りの機能は、ターミナル間でのコマンド履歴共有機能。zshに乗り換えてみたくなったのは実はこの機能があったからです。普段、WindowsからLinuxのマシンにリモートログインしてコーディングなどをしている私は、Poderosaで普通に5枚くらいターミナルを開くので、コマンド履歴が共有されて本当に便利です。

この機能を利用するためには、ちょっとした設定が必要です。私は以下のようにとりあえず設定しておきました。「横着プログラミング 第3回: 履歴マニア」で紹介されていた設定をそのまま拝借させて頂きました。

[ysano@fedora]~% vi ~/.zshrc
[...]
## history
HISTFILE="$HOME/.zhistory"
HISTSIZE=100000
SAVEHIST=100000
setopt extended_history
function history-all { history -E 1 }

## emacs key bind
bindkey -e

## alias
alias l='ls -lA'
alias rm='rm -i'

emacsキーバインドも便利そうだったので、それもついでに設定しておきました。あと、bashを使っていた時のaliasも設定もしておきました。

zsh中毒になってしまうと、もうbashで作業するのは嫌になるかもしれませんね(笑。少しでも興味を持たれた方は一度お試しあれ。