1人でも慌ただしい朝の時間。お子さんがいる人は「早くしなさい!」と時に声を荒げてしまうこともあるかもしれませんが……別に怒りたくて怒ってるわけじゃないのよね(涙)。

ある調査によると、なんと約9割が「(平日の朝は)子どもを1回以上せかしてしまう」と回答。さらに8割近くの人が平日の子育て朝食を負担に感じていました。

朝食時間のドタバタ・イライラを解決するポイントは「子どものやる気」だというんです。ということで本日は、脳科学のプロ×管理栄養士による「朝食時間の悩みを解決する3カ条」をご紹介します♪

【朝食時間の悩みを解決する3カ条】

平日の朝はどうしてもバタバタしてしまうもの。雪印メグミルクがおこなった子育てママのお悩み調査によると、89.5%の人が「子どもを1回以上せかしてしまう」と回答していたほか、15回以上せかしている家庭もありました。

この結果を見て、首がもげるほどうなづいてしまったママさんパパさんもいることでしょう。年末はただでさえ慌ただしいので、朝くらいは平穏に過ごしたいものですよね……!

脳科学者・瀧靖之(たき やすゆき)さん×管理栄養士・古谷彰子(ふるたに あきこ)さんによると「朝食時間の悩みを解決する3カ条」があるのだそう。これ、明日からすぐ試せますよ!

■その1:子どものやる気を引き出そう

・子どもに役割を与えることで朝の時間を「ゲーム化」する
親が楽しそうに取り組む様子を子どもが目にすると「自分も挑戦してみたい」という気持ちになります。子どもになにかを配ってもらったり、お皿を運んでもらったり、みんなを起こしてもらったりと、役割を与えることも効果的。役割があることによって喜びや信頼を感じる上に、成功体験が次の原動力にもつながります。

また、子どもが食べたくなる食材を出すと、食事への意欲も高まるみたい。

■その2:朝食の準備は手軽にしよう

・忙しい朝は “出すだけ食材” を活用する
朝食にとってほしい栄養素は体内時計を動かす糖質とたんぱく質。時間がないときは、手をかけずにパッと出せる「パチト(パン・チーズ・トマト)」がおすすめ。バランスのよい朝食をとることで腸内環境も整い「早寝早起きの子になる」データもあるのだとか……!

■その3:たくさん会話をして笑顔を増やそう

・親子で会話することで子どもが「朝食=楽しい時間」と感じられるようにしよう
子どもに与えた役割や、朝ごはんの色・形などを話題にしてみましょう。脳科学者・瀧さんによれば、子どもの頃の思い出やノスタルジーは幸福感を高め人の気持ちを安心させるほか、親子の会話が子どものコミュニケーションスキルや共感性を高めるのだとか。

【なるべくラクしていこ!】

ちなみに……雪印メグミルクのおすすめ朝食は「6Pチーズ」! これならパッケージを開けてさっと出すだけで朝食の準備が整います。

また、朝食時間の負担をなくすには、軽くて割れにくい「プラスチックプレート」や、なにができているのかひと目でわかる「お支度ボード」を取り入れるといいそうです。ぜひご参考に♪

参照元:雪印メグミルク、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch