もう~い~くつ寝~ると~お正月~♪ 年が明けたら、家族や親せき、友人やパートナーなどを誘って初詣に行く人も多いんじゃないかとおもいます。
ところで……あなたは「正しい神社の参拝方法」についてご存じでしょうか? ひょっとしたら私のように「なんとな~くこんな感じかな?」と雰囲気でやっている人もいるのでは。
これからシリーズでお届けしていく「改めて知っておきたい神社の参拝方法」、第1回目となる今回のテーマは「参拝とおみくじ編」です。それではさっそくいってみましょうっ!
【参拝の作法】
まずは肝心の「参拝の作法」からチェック! 東京都神社庁の公式サイトによる「神社参拝の手順」は次のとおりです。
①入口の鳥居をくぐる前に会釈をする
②手水舎(てみずや)の水で心身を清める
③賽銭箱の前に立ったら会釈をし、お賽銭を入れる
④二拝二拍手一拝の作法で拝礼し、会釈をしてから退く
神社本庁の公式サイトによると、参拝の作法は神々への敬意を示す大切な心の表し方なのだそう。ここからは②「手水」と④「拝礼」について詳しくご紹介していきますよ~!
■手水のお作法
1. 右手で柄杓(ひしゃく)を持って水をくみ、左手にかけて洗う
2. 柄杓を左手に持ち替え、水をくんで右手を洗う
3. 再び柄杓を右手に持ち替えて、左の手のひらに水をためる
4. 3の水で静かに口をすすぎ、終わったらもう1度左手を洗う
■拝礼のお作法
1. 神前に進んで姿勢を正す
2. 腰を90度に折って深いおじぎを2回
3. 胸の高さで両手を合わせて、右指先を少し下(第1関節くらいまで)にずらす
4. 肩幅ぐらいに両手を開いて、拍手を2回
5. 指先をそろえてから心を込めて祈る
6. 両手をおろして、最後にもう1度深いおじぎ
神社での参拝方法は、全国的に「二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)」を基本としていますが、神社によっては特殊な拝礼方法をおこなっているところもあります。そうした場合は神社の作法に従ってお参りしましょう。
【お賽銭と鈴 / おみくじについて】
さてさて、お次は「参拝するにあたり知っておきたい豆知識」についてご紹介していきますね♪
・お賽銭を投げ入れるときは丁寧に
「お賽銭を投げて入れる=土地の神様に対するお供えや祓(はら)いの意味がある」ともいわれているとか。ですが、感謝の気持ちを表すものでもあるので「丁重な動作を心掛けたい」としています。ちなみに、よく「ご縁(5円)がありますように」という語呂合わせでお供えする人もいますが、お賽銭の額に決まりはないそうです。
・鈴の音は厄を祓い、神霊の発動を願うもの
拝殿の中央あたりにある大きな鈴は、参拝者を祓(はら)い清め、神霊の発動を願うものと考えられているそうです。それに加え、清々しい音色で参拝者を「神さまを敬う気持ち」にさせるという効果もあるのだとか。
・おみくじは持ち帰ってOK
おみくじは単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくことが大切。そのため、おみくじを持ち帰って十分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせるといいようです。
初詣するときのご参考にしていただければこれ幸いです。第2回目もお楽しみに~!
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